日本

レポート。葛飾区にてマレーシア食文化レクチャーを担当

Report : Lecture about Malaysian food culture in Katsushika-ku

葛飾区の国際交流事業でマレーシアの食文化を紹介。ナシレマを作り、皆さんで実食

 2018年2月24日、Hati Malaysiaの上原亜季さんとともに、葛飾区のマレーシア食文化レクチャーを担当しました。パンダン風味のシフォンケーキとレモングラスティ―を飲みながら「マレーシア食文化全体」の座学を楽しんでいただいたあと、マレーシア人が大好きな「ナシレマ」と「唐揚げ」の作り方を見て、できあがった料理を皆さまに実食していただくというプログラム。

 会場となった調理師専門学校の村上先生と生徒さん3人のヘルプをいただき料理を提供。教室には、ナシレマのココナッツミルクの甘い香りや唐辛子やサンバルなどのアジアらしいスパイスの香りが漂い、まるでマレーシアに瞬間移動したかのよう! 食材として使用しているパンダンリーフやレモングラスなどのハーブの香りを参加者の方にかいでいただいたりもしました。

 余談ですが、この講座のために用意したパンダンシフォンケーキ。前日にマレーシア料理店から購入し、電車に乗っていたところ、前に立っていた高校生の男子が「めっちゃいい匂いする!」と隣の友人に話しているのを目撃。さらに、そのままスーパーに行ってレジに並んでいたら、斜め前に並んでいた女性が「なんか、めちゃいい“枝豆”をゆでた匂いがする!」と言いながら辺りを見渡していらっしゃり、思わず「これです!」と話しかけそうになりましたが、グッとこらえました。いや~、おそるべしパンダンシフォンケーキ。パンダンリーフの香りのよさをあらためて実感。マレーシア料理のいちばんの特徴は、やっぱり香りかも。

 そのほか、マレーシア人のごはんに対する姿勢や各家庭の調理事情、国民食ナシレマや屋台文化など、マレーシアの食にまつわるあれこれを体験談とともにご紹介しました。

 ひとつひとつの体験は、わたし自身の個人的な体験ですが、そのひとつひとつが間違いなく全体の食文化をつくっていて、その体験を共有することが、マレーシアという国のイメージを感じていただける近道だ、と思うのです。

これが当日提供させていただいたナシレマッ。AYAM社のサンバルソースを使ってサンバル・イカンビリスを調理した

  マレーシアの味を葛飾区の皆さまに食べていただくことができ、本当にうれしかったです。これからも、マレーシアの味と食文化を体感していただける機会をどんどん増やしていきたいです。

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