Yam Cake / 芋头糕 / Orh Kueh
ケーキといっても甘くない点心系おやつ
中国茶のお茶うけの定番。ランチやディナーの一品にしてもマル
華人系マレーシア人がこよなく愛する「ヤムケーキ」。点心店の定番メニューで、ナイトマーケット(夜市)にもよく登場します。ヤムイモ(山芋、長芋の総称)をつぶして米粉を混ぜ、蒸して一口サイズにカットしたもので、これそのものはシンプルな味。生地に混ぜた干し海老、トッピングの揚げねぎが味のアクセントで、さっぱり系のチリソースをかけて食べます。カリっとした揚げねぎとヤムイモのもっちりとした食感のコントラストもまた楽しや、です。マレーシアはおやつ天国で、甘いものだけでなく、このヤムケーキのようなしょっぱい系も充実。カリーパフ(サモサ似のスナック)、チュチュウダン(海老のかきあげ)、チュクドゥ・バワン(玉ねぎの天ぷら)、ポピア(春巻き)、肉まんなど、名前を挙げればきりがありません。甘いとしょっぱいを交互に食べて、エンドレスおやつ三昧なのです。
memo
点心店、マーケット(朝市や夜市)、ショッピングモール内のお菓子やさんで販売されている。
Photo
ペナンの点心店「タイトン」にて、6リンギットぐらい、2019年(写真提供:ペナンのリムさん)
この記事へのコメントはありません。