Banana Cake / Kek Pisang
バナナ王国に定着した西洋菓子。バナナの香りが幸せをはこぶ
甘さひかえめでしっとり食感。朝ごはんにもおやつにもいい
レストランのデザートに、菓子専門店に、ベーカリーに、そして会社の食堂にまである、定番のおやつバナナケーキ。甘すぎず、しっとりもっちり食感で、かめば、バナナの香りがふわっと漂います。家庭でもよく作られていて、日本に帰国してからはジジさんから習ったレシピで何度もリピート。おすそわけした友人にも好評です。さて、このバナナケーキ、調べてみると、ポルトガルやオランダの植民地時代にうまれたユーラシアン料理にルーツがあるようで、小麦粉を使ってオーブンで焼くというのは西洋菓子由来。ほんで、マレーシアはバナナがたくさんとれるので、店でも家庭でもよく作られるようになったのだと思います。ちなみに、マレーシアのレシピそのままで日本で作ると、甘さひかえめになっちゃう。なぜなら、マレーシアのバナナが甘くておいしいから。マレーシアで旅をしたらバナナケーキ、ぜひお試しを。
Memo
現地のレシピをみると、バターではなくサラダ油を使ったものが多い。マレーシアではバターが高級なのも理由だと思うが、サラダ油を使ことで、よりバナナの香りが引き立つようだ。
Photo
クアラルンプール、レストラン「デリシャス」にて、2012年
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