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クアラルンプール伊勢丹の「Nayuta」。マレーシア産のカカオを使ったチョコレートブランド

NAYUTA Chocolatasia, ISETAN The Japan Store

その土地で収穫されたものを、その土地で商品にし、その土地で暮らす人が自慢できる価値に変え、世界に発信する。チョコレートに懸けた三越伊勢丹の新しい挑戦

カカオ豆からチョコレートの製造まで一貫して製造する「Bean to Bar(ビーントゥバー)::豆からバー(板状)になるまで」。世界的にブームになっている、この究極のトレサビリティをマレーシアのチョコレート会社と三越伊勢丹がタッグを組み、実現させた。チョコレートブランド名は「ナユタ チョコラタジア」。

クアラルンプール、ブキッビンタンエリアにあるショッピングモール「LOT10」。そのなかの「イセタン・ジャパンストア」内にショップはある。カフェスタイルなので、チョコレート商品の購入だけでなく、チョコレート・ドリンクやチョコレートケーキを食べることもできる 

 近年、チョコレート業界では、マレーシア産をはじめ、アジアのカカオ豆が注目されているらしい。ここは、マレーシア産、インドネシア産、ベトナム産、フィリピン産の4種のカカオ豆を使ったチョコレートブランド「NAYUTA CHOCOLATASIA(ナユタ チョコラタジア)」。三越伊勢丹が中心になって手がけるプロジェクトで、日本の技術や文化をその土地に還元する、という目的でスタート。いいかえれば、日本の商品をそのまま海外に出すのではなく、現地と日本を結び、ともに未来にむかっていく、というコンセプト。2017年10月、クアラルンプールに店舗をオープンした。

ボンボンショコラを約20種販売。ミルクチョコレートが中心。南国マレーシアでの常温保存は難しいため、冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態でも、すぐに口の中で香りが広がるように工夫されている。1個RM6~

 さて、いざ実食! カカオ豆の生産地の異なる4種のミルクチョコを食べ比べてみた。お~、たしかに違う! ベトナムはほどよい酸味があって華やか。フィリピンはコクがあり大人の味。インドネシアはナッツのような深みと酸味の両方。マレーシア産が一番オーソドックスで、ザ・チョコ!というバランスがとれている、と感じた。

 また、こちらのチョコもすばらしくおいしかった。ボルネオ島・サラワク産の黒胡椒をつかったチョコレート。ひとくち嚙んだ瞬間にパンチのある胡椒の香りがはじけ、あと味はまろやかな甘いチョコ。まさに、マレーシアの多彩な魅力をぎゅっととじこめた味。

手前がサラワクペッパー味。ほかは抹茶、ゆず、ココナッツ。ちなみに、マレーシア産のカカオ豆は、パハン州の農家と提携して仕入れている

 そのほか、おみやげにぴったりなのが、タブレットタイプのチョコレート。

多種のタブレット・チョコレートもある。左より、マレーシア産カカオ豆72%(ビター)21.20リンギット、51%(ミルク)16.90リンギット、40%(ミルク+)16.90リンギット。また、マンゴーやココナッツ、カシューナッツがのったタブレットも人気

 クアラルンプール伊勢丹の担当者、般若さんによると「カカオ豆は旅をする」と言われているそうで、収穫してから1年近く経ってから商品に使われることも多々。しかしここでは、マレーシア産のカカオ豆をわずか17日で(いちばん効率よく仕上げた場合)、チョコレートにできるので、フレッシュなカカオ豆の香りが楽しめる。また、どの農園で収穫され、どのように輸送されたのか、それをクリアに把握されているナユタのようなチョコレートは、世界でもわずかだとか。

 カラフルでおしゃれなパッケージに包まれた、マレーシアと日本をつなぐチョコレート、ナユタ。ぜひお試しを。

※名前のナユタは、サンスクリット語で「無限」。日本語では極めて大きい数の単位「那由多」に由来。

■「NAYUTA CHOCOLATASIA」in Kuala Lumpur
住所:ISETAN The Japan Store Ground Floor, LOT 10 Shopping Center, 50 Jalan Sultan Ismail, Bukit Bintang Kuala Lumpur
電話: +60 3-2141 7777 Ext 1007
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
席数:35席
アクセス:MRT / モノレール ブキッ・ビンタン駅から徒歩1分
Web http://www.nayuta.com.my
Facebook  https://www.facebook.com/nayuta.chocolatasia/

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