Report ::: Speech about Malaysian culture to Japanese children
小学生30人にマレーシアを紹介。マレーシア人出演の動画を見て、バナナの葉でナシレマ・ブンクス(持ち帰り用)を再現
二子玉川のキッズベースキャンプにて、2018年2月7日に講演をさせていただいたときの様子。ちびっ子たちは興味津々で、体を乗り出して聞いてくれた。バナナの葉っぱを初めてみた子も(撮影 瀧井さん)
東急グループのアフタースクール「キッズベースキャンプ」が主催する国際プログラム「グローバルリーダーズ」で、マレーシアについての講演をさせていただきました。聞きに来てくれたのは小学2~4年生のちびっ子たち。今まで講演経験はいくつかありますが、小学生は初めて。マレーシアについて興味をもっていただけるか心配でしたが、そんな心配は、開始1分でふっとびました。ちびっ子たちの反応がすごいんです! 国旗の色を問いかければ、矢継ぎ早に「赤!」「黄色!」「青だ!」と答えてくれるし、「そのビーズの靴、いくらですか?」「好きな色は何ですか?」「長袖を着ていて暑くないんですか?」と質問もバンバン出る。写真を見せれば「ちびまるこちゃんだ!」と相槌をうってくれて。とくに、ワークショップ用に持参したバナナの葉っぱに興味津々で、講演がおわると、バナナの葉に「サインしてください」と列ができ、感激でした。
「お母さんにバナナの葉を見せたい!」と大事そうにバナナの葉をあつかう姿が印象的だった(写真提供:キッズベースキャンプ二子玉川)
とくにおもしろかったのが、小学2年生の男の子からいただいたこの質問。「マレーシアでいちばんヤバイと思ったことはなんですか」。とっさに思い出せず「長距離バスに乗り遅れたこと」としょうもないことを答えてしまったけど、車関連でたくさんあったー!
たとえば、じぶんの家の駐車場でこすり、公道に出れないまま駐車スペースに戻った運転1日め(←大泣きした)。よそ見して前の車にぶつけたり。落雷で信号が壊れているのに交差点にどんどん車が入っててきてまるで市松模様で動けなくなったとか。あと、がんばって縦列駐車をして車からおりたら、足がすくむくらいの崖っぷちだった、とか…。次に講演のご依頼をいただいたら、いろいろ話したい。いろいろやばいことはあったけど、今元気で、そして今でもマレーシアが好きだよ、って。
あとひとつ。今回、マレーシア人が話す動画を見てもらう、という初の試みもおこないました。「マレーカンポン」のチャーさんとムスキさんに協力をいただき、英語、日本語、マレー語、中国語がとび交う普段の会話を再現してもらいました。言葉で「マルチカルチュラルな国、マレーシア」と伝えても、なかなかイメージしにくいのでは、と。言語(話し言葉や看板など)がMIXしているところなど、今後ひとつひとつ具体的に映像でお伝えできれば、と思っています。
出演してくれたマレーカンポンのムスキシェフ(左)、チャー店主(右)
もうひとつ、これは余談。先生のアドバイスで、ちびっ子たちに興味を持ってもらうために、私の子どものときの写真を見せました。なるほど、聞きに来てくださる方との共通点をお伝えするのって、大事なんだな、と。
マレーシアの多文化・多民族なところ、異国を知るという、触れるという体験。すこしでもちびっ子たちの心に残ってくれたらうれしいです。今後も、ちびっ子たちをはじめ、みなさんに伝えること、続けていきたいです。お声がけをいただいたマレーシア専門の旅行会社「マレーシアリゾートクラブ」の瀧井さん、ありがとうございました。
※「キッズベースキャンプ」では、2018年7月22日~27日、キッズを対象にした「現地大学で学ぶ プチ留学体験 in マレーシア」学習ツアーを開催。詳細は下記リンク先まで。5月末まで募集中とのことです。
この記事へのコメントはありません。