マレーシアの国民食「ナシレマッ」とは?
ナシレマというひとつの料理から、マレーシアの多様な食文化をひも解いた本です
『ナシレマッ!』日本語
古川音 (Oto Furukawa, Malaysia Gohan Kai)
編集協力 :ferment books
A5版変形/98ページ / 1400円+税
マレーシア人は、ナシレマッがとても好きだ。毎日食べる人もいる。複数の民族がともに暮らすマレーシアでは、民族ごとに伝統の味があり、宗教によって食事はそれぞれ異なっている。ところがこのナシレマッは、民族を越え、世代を超え、エリアをまたがり、あらゆる人々に好まれ、そして昔とほぼ変わらない姿で今も大事にされている。あるマレーシア人はこういう。「なぜナシレマッが好きかって?それは僕がマレーシア人だからさ」と。(本文より)
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なぜ、ナシレマッなのか。
・さまざまな味、いろんな食感を混ぜることを好むマレーシア人。個性の異なる具をミックスして食べるナシレマッは、多民族がともに暮らすマレーシアそのものである。
・調理人の民族を問わず、店舗設備のよしあしを問わず、まっとうな実力主義でナシレマッ店の評価は決まる。それは、マレーシア人の食にたいするモットー。
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「語りたいナシレマッ」の章では、料理研究家のコウケンテツさんをはじめ、ナシレマッ好きの方にインタビュー。
コウケンテツさん / 東向島珈琲店の井奈波さん / 南インド料理なんどりの稲垣さん / マレーシア料理店のオーナ、シェフ / スリラン科料理研究家の林さん / 旅の指さし会話帳、マレーシア編著者の戸加里さん / マレーシア人のみなさん / 現地出版社PANORA編集部 / Hati Malaysia / アジアごはんズ / マレーシアごはんの会 など多くの方がナシレマッの魅力を語っています。
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ナシレマッやナシレマッに合わせるおかず(ルンダン、アヤムゴレン)のレシピ紹介、ナシレマッが食べられるお店紹介(日本、マレーシア)もあります。
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本の販売について(順次、更新中)
下記の書店、レストラン、アマゾンにて販売しています。
・中国・アジア専門書店「内山書店」@東京・神田
・ビールが飲める、神戸元町の古本屋「1003」@兵庫県・神戸
・渋谷にある、アーティストが集まる書店「SPBS」@東京・渋谷
・食文化の本といえば、ここ!嬉しい!「代官山蔦屋」@東京・代官山
・立地抜群。幅広い品ぞろえの「ジュンク堂書店・池袋店」@東京・池袋
・故郷というご縁で明治7年創業の老舗書店に!「長崎次郎書店」@熊本・新町・クアラルンプールにとうとう上陸!「紀伊國屋書店クアラルンプール店」@マレーシア・KL・・・2018年3月30日~4月30日までの1ヶ月間、紀伊國屋書店クアラルンプール店では特選タイトル(日本語書、英文書、中文書あわせて250タイトル程度)を20%オフ、紀伊國屋カード会員(KPC会員)の方は25%オフ。『ナシレマッ』!も対象になっています。
・マレーシア料理店「マレーアジアンクイジーン渋谷店」@東京・荻窪
・マレーシア料理店「ケニーアジア」@大阪・難波
・アジアン・カフェ「cafe room basisA」@東京・幡ヶ谷、代々木上原 ・・・なお、cafe room basisAでは、「アジアンごはんの旅♪マレーシアのナシレマッ編」と題し、ナシレマッを提供するスペシャルWeekを企画中。(詳細が決まり次第、Webでお知らせします)・Amazonはこちらのページより販売中。なお、表示では「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」となっている場合でも注文可能、ウェルカム!です。
・書店さんやレストランでこの本を見かけたら、みんなに愛されるよう、ぜひ声をかけてあげてください。 -
読者の声
ナシレマッの魅力と美味しさがぎゅっと詰まった一冊です。この本を通して、マレーシアの食文化や人々の生活が感じられたような気がします。また先日、マレーシアからの留学生とお話をする機会がありました。言葉はうまく伝わらないですが、この「ナシレマッ」本の画像が打ち解け合うきっかけに。ナシレマッが恋しい留学生に、都内でナシレマッを食べることができるお店を紹介しました。喜ぶ姿をみると、本当に「ナシレマッ」が国民食であることを実感しました。(冨田さん)
究極にポジティブなエネルギーとそして何よりも深い、深いマレーシア愛を合わせ持った音さんだからこそできた素晴らしい本だと思います! 私のインドネシアのナシルマッ(インドネシアだとこの発音に近い。ナシ・ウドックともいう)の写真と情報も載っています。ナシレマッはみんな大好きな国民食!ナシレマッにまつわる色々なストーリーとレシピも楽しい。本当に良い本です。皆さま是非!(浅野さん)
みなさんのナシレマッの思い出のコメントを読みながら、なぜか涙が出そうになりました。故郷への思い、家族や友人と一緒に過ごしたナシレマッ時間がよみがえりました。本の内容はまさに私たちマレーシア人の思いを代弁していると思います。こんな素敵な本を世に送り出してくれた音さんには感謝です。ありがとうございます!(レオンさん)
Very proud of our friend, Oto Furukawa for this fantastic book about nasi lemak. It’ll be hot (selling) like sambal.(Ms Jennifer)
神保町の内山書店に、日本初のマレーシアのおにぎり的存在の国民食ナシレマ本が!裏表紙のカバーに書いてある文章、感動した!(杉生さん)
シンプルなメニューをこんなに深く掘り下げる取材力がすごい!(豊田さん)
この本 good!ナシレマをここまで語った本ないですね。(谷澤さん)
危険な本ですね、カバーを見るだけで腹減る……(Mr Syahir)
相変わらず、今日も羽田空港でまた検問の方に捕まった(笑)。でも手元に持っている音さんが書いたナシレマの本に救われました! 検問の方もナシレマが好きでKLや東京で何回もナシレマを食べた。そして、本の最後のページに記載されてる自分の名前を見せて少し自慢げに話しました。音さんに感謝です!今度会うときにサインください(笑)。(ハムザさん)
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著者より
ナシレマッの本を書いていたら、私の心にある“ナシレマッ”を思い出しました。家族が好み、幼いころよく食べ、けっして派手な料理ではないけれど、思い出すと、ふっと肩の力が抜ける、あのごはん。きっと“ナシレマッ”は誰の心の中にもあるのです。その小さな味が、今のあなたを勇気づけているのです。
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