おやつ

ビスクマゾーラ

Biskut Mazola

ピーナッツの香ばしさに、ほろほろ食感がたまらない

日持ちのするクッキー。一口サイズでお茶うけにぴったり

ピーナッツ本体よりピーナッツらしい! と思うほどピーナッツ味(なんのこっちゃ)。というのも、皮つきピーナッツを砕いて成形した菓子で、たんまりピーナッツを使っているから。ほろっとくずれる食感、そのくずれた瞬間に口いっぱいにリッチな香りが広がります。さて、わたしが初めて「ビスクマゾーラ」を食べたのは、ペナンで習った料理教室。先生のラティファさんが、目分量の材料でどんどん作っていく手際のよさ、適当に丸めているのにすべて同じ大きさになる技に驚き! 食べてみれば、香ばしさバクハツのおいしさでした。簡単レシピなので、今ではわが家でもよく作ります。ちなみに名前の「ビスク」はビスケットのことですが、「マゾーラ」はなぜか、コーン油のブランド名。現在は他の油でもいいそうで、わが家では米油を使用しています。そうそう、ピーナッツのクッキーといえば、台湾好きなら「花生酥(ファーシンスー)」を思い浮かべるはず。味はかなり似ています。ただ、台湾のほうが食感はキャラメルのようなねちょっとした固め。ピーナッツをより細かく砕き、水あめを使っているようです。でもとっても似ているので、どこかのルーツの共通点があるかも、と思っています。

Memo
スーパーでは、赤い蓋のプラスチック容器で売られている。またラマダン明けの祭り・ハリラヤ近くになると、さまざまな種類のクッキーが市場並び、そこにも登場。マレー語の菓子名だが、中国系も大好きな味。作ってみたい人は、こちらのレシピ集に載せているので、よかったらぜひ。

Photo
ペナン、ラティファさんの料理教室にて、手作り、2014年

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