ジャーナル

日本初のコンサート(終了)。マレーシア人歌手、光良氏が大ヒット曲「童話」にこめた思い。JAPAN First Concert 18th.March.2018

インタビュー 光良氏 Michael Wong (Guang Liang)

童話。それは、子どものころに聞いたおとぎばなし。いくつもの困難を乗り越えて、ハッピーエンドになる物語。これは空想の世界? いや、そうじゃない。ぼくたちの人生も、きっと同じ。夢、愛、そして、信じる心を忘れなければ (光良氏)

台湾を拠点に世界で活躍するマレーシア人歌手、光良氏(英語名、マイケル・ウォン)。1995年にデビュー。2005年に発売した曲「童話」が大ヒットし一躍有名に(写真提供:星娛音樂XYmusic)

 どこかなつかしく、どこか切ないバラード曲「童話」は、台湾、中国、シンガポール、そして故郷マレーシアなど、世界中の華人コミュニティーで絶賛され、話題になった。香港スターのジャッキー・チェン氏も「童話」が大好きだという。

「童話」をぜひ聞いてほしい。(音が出ます)
https://youtu.be/NQHn9A-WqcI

「童話」は、はじめに曲が生まれ、そこに歌詞がつけられた。光良氏は、メロディーそのものに「夢、愛、信」という3つの思いをこめている。だから、中国語の歌詞の意味はわからなくても、何度も何度も聞きたくなる。世界中の人々が、言葉の壁を越えて、光良氏の美しい歌声とメロディーに聞き惚れ、そして心を奪われた。

 ちなみに「童話」の編曲者は日本人で、当時のMVには、あのころ話題になった日本の映画が登場するなど、わたしたち日本人にもうれしいエピソードも。

「第一次」「童話」「天堂」と次々にヒット曲を世におくりだした光良氏は、今や「ラブソングの王子」とよばれ、知らない華人はいないほどの存在。そして今回、念願の日本での初コンサートが開催される。

「日本のファンが毎年カードを送ってくれました。そこには“日本でのコンサートを心待ちにしている”と何度も何度も書いてありました。ずっと夢にみていた日本でのコンサートが実現できて、本当にうれしい。多くの方に、本当に感謝しています」と語ってくれた光良氏。この貴重な、貴重な、機会を見逃さないで。コンサートは、2018年3月18日(日)、お台場Zepp Tokyo、17時開場。まだチケットは入手可能、とのこと。(詳細は文末を参照)


2006年、クアラルンプールのブキッジャリルのスタジアムで開催されたコンサートの様子。(写真提供:星娛音樂XYmusic)

2006年にブキッ・ビンタンの町に飾られていたポスター。筆者が車のなかから撮影。

人生はおとぎばなし。

 2006年、台湾で活動していた光良氏が、故郷マレーシアで初めてコンサートを開いた。

 当時筆者は、クアラルンプールで暮らしていた。同僚のマレーシア人の車にのると、いつも「童話」がかかっていて、家では童話のアルバムをいつも流していた。コンサート直前になると、繁華街ブキッ・ビンタンには、高架下に高さ3メートルほどの巨大ポスターがいくつも飾られ、いつかコンサートに行ってみたいなぁ、と思いながら、それを眺めていた。

 あれから12年、まさか光良氏にインタビューができるなんて。そんな日がくるなんて。

 そうだ、人生はおとぎばなし。かならずハッピーエンドが待っている。
 夢と愛、そして信じる心さえあれば。


<公演情報>

光良 第一次 東京演唱會
Michael Wong 1st concert in Tokyo

出演者:光良 (Michael Wong)
公演日:2018年3月18日(日)
会場:Zepp Tokyo
料金:指定席 ¥8,500 (税込)
年齢制限:3歳以上チケット必要
開場 / 開演:17:00 / 17:30
主催:ディスクガレージ
企画 / 制作:BABEL / XYmusic
協力:LIFE
お問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888 (平日12:00-19:00)

演出公告:
http://www.diskgarage.com/feature/michael_wong/
チケットぴあ
TEL:0570-02-9999 (Pコード:105-903) ※要Pコード
http://w.pia.jp/t/michaelwong/

e+
http://eplus.jp/michaelwong/

ローソンチケット
TEL:0570-084-003(Lコード:71114) ※要Lコード
http://l-tike.com/michaelwong
http://www.diskgarage.com/feature/michael_wong/

※ 日本での初コンサートの様子、そして光良氏のロング・インタビューは、後日、マレーシア文化通信『WAU』に掲載します。音楽への思い、美しいメロディーのインスピレーションの源、故郷マレーシア(イポー)の好きな料理など、プライベートの顔にも迫ります!こうご期待。

Special Thanks: Makiko Kawamura, Cheah Khaishin

[この記事は Hati Malaysia (マレーシアをディープに伝える)Web記事より転載しています]

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