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Close 東京・九段下「マサマサ」 マレーシアの家庭料理をティフィン(弁当箱)で楽しむ

現在、こちらの店はCloseしています(2023年11月)。

マサマサ / Masak Masak

お弁当箱「ティフィン」で提供される華人系マレーシア人の家庭料理。ランチは日替わり2種付きで900円、ディナーは全9種(700円(税抜)から選ぶことができる (photo by Vicky san)

 2020年4月にOPENした「マサマサ」。オーナーシェフはマレーシア・ジョホール出身のジェイソンさん。料理好きの両親から習ったレシピで、タレからすべて手作りしています。「ナシレマッ」、「カリーラクサ麺」、「カヤトースト(*ティータイムのみ)」というマレーシアの定番の味に加え、ジェイソンさんが幼いころ食べていた家庭の味を、現地で「ティフィン」とよぶホーローのお弁当箱につめてテーブルへ。ティフィンに入った料理は、「揚げ春巻き」「茹で野菜」「手羽先の塩卵唐揚げ」「揚げ万頭」のように、日本人にもなじみのある中国料理によく似たもの。というのも、ジェイソンさんの家族のルーツは中国にあり、中国料理をベースに、ココナッツミルクの効いたカレーや唐辛子をベースにしたサンバルなど東南アジアならではのスパイスと辛みをアクセントに効かせるのが、華人系マレーシア料理の特徴なのです。どれもご飯がぐんぐんすすむ味で、とくに発酵豆腐の南乳に漬け込んだ「南乳豚唐揚げ」は絶品!

さて、なぜティフィンによる提供にしたかというと「子供のころ、このお弁当箱を持って学校に行っていました。日本にもお弁当の文化がありますよね。僕と同じように、お弁当を食べて育った日本の方は多いと思います。このマレーシアのお弁当箱をとおして、お客さまの心の中にある懐かしいお弁当の思い出を呼び覚ましてほしいのです」とジェイソンさん。コロナ渦に巻き込まれ、2か月の開店延期を余儀なくされましたが、現在は毎日元気に営業し、東京在住のマレーシア人や近所に住む日本人のリピータも増加中。一度食べたら、また食べたくなる「マサマサ」の味。それは、世界に共通する家庭料理のあたたかさがつまっていているからなのでしょう。

★Crea Web「マレーシアごはん偏愛主義」記事でも紹介★ 下記リンクもぜひご覧ください。
ハーブスープをかける“ベジ茶漬け”!絶品マレーシア家庭料理を九段下で

マサマサ / masak masak

住所:東京都千代田区九段南3丁目5−5 グレース和平 1F
電話: 03-6261-4147
営業時間:ランチ 11:00~15:00、アフタヌーンティー 15:00~19:00(カヤトースト提供中)、ディナー 18:00~22:00(予約制) ※最新の営業時間はお店のWebで確認を
定休:日・祝・第一、第三月曜
席数:**席
アクセス: JR市ヶ谷駅より徒歩8分、有楽町線市ヶ谷駅(出口A3)より徒歩8分、半蔵門線九段下駅(出口2)より徒歩10分
Web https://masakmasakjp.com/

※デリバリースタート! (ディナー限定)人気のティフィン箱の貸し出し可能。詳細は店舗内のチラシをご確認ください

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