ジャーナル

【東京】巡回キッチンカーで旅気分! 絶品マレーシア料理を提供する注目店

【CREA WEB】 マレーシアごはん偏愛主義! より 2021年7月22日配信

ここ数年、じわじわ人気が高まっているキッチンカー。専門店の味を手ごろな値段で楽しめるとあって、利用者数は右肩上がりだそう。町でキッチンカーを見かけることも多くなりましたよね。

今回は、都内を巡回しているキッチンカーで、絶品マレーシア料理が堪能できる専門店2店をご紹介。どちらも本場の味を忠実に再現しており、食べればマレーシアにひとっ飛び~!

■スパイシーなチキンカレーが絶品! 「ペナンフードトラック」

お昼11時ごろ、渋谷リバーストリート(新南口近く)に行くと、そこはキッチンカーが5台ほど並ぶちょっとしたフードストリート。ありました! 東京・浜松町で10年近く営業しているマレーシア料理店「ペナンレストラン」のキッチンカーです。

目印は南国の島ペナンを象徴する椰子の木のイラスト。2019年からキッチンカーをスタートし、リピーターには都内で働くマレーシア人もいる。

 店主はペナン出身のマレーシア人で、故郷の味をていねいに再現。人気No.1は、マレーシア料理の定番、チキンカレーです。

「チキンカレー」700円。ココナッツミルクのまろやかな風味のなかに、唐辛子のスパイシーさがしっかり効いている。

 そして、思わずうまっ! と声に出たのは、しょうゆチキン。ほのかに甘みのある黒醤油で鶏肉がやわらかく煮込まれています。

「しょうゆチキンライス、煮卵付き」750円。まるで鶏釜飯のようなやさしい味と自家製チリソースの辛みが絶妙なバランス。

 また、ご飯がグングンすすむのは、現地では「アヤム・マサメラ」とよばれるスパイシーチキン。

「スパイシーチキンライス」800円。甘辛の濃厚ソースがご飯にぴったり。ゆで卵がいい具合に辛みを中和。

メニューは上記3種に加えて、「しょうゆチキンとチキンカレーのハーフ&ハーフ」700円。さらに、大手町の東京サンケイビル前の出店日には、焼き麺「チャークイティオ」 800円も加わる。

「毎朝仕込み、フレッシュな味を提供しています」と店主のジョシュアさん(左)。

ちなみに、どの料理も肉を一口サイズにカットするなど、お弁当に合わせた提供スタイルに工夫。そんな心遣いもうれしいですね。

●「ペナンフードトラック」出店情報
出店場所 新大橋(火曜、木曜)、渋谷リバーストリート(水曜)、大手町・東京サンケイビル(金曜)
営業時間 11:30~13:30(売り切れ次第終了)
https://www.penang-restaurant.com/
※出店場所・営業時間は今後変更の可能性あり。

■ボリューミーなチキンライスにファン多数! 「ウェンディーキッチン」

マレーシアをはじめ、アジアを専門とする旅行会社「ウェンディー・ジャパン株式会社」。新しいプロジェクトとして、2021年2月よりスタートさせたのが、キッチンカー「ウェンディーキッチン」。

コロナ禍を乗り切るためにクラウドファンディングで支援を募り、キッチンカーを購入。「ウェンディーキッチン」という名前は社内公募で決定。

 看板料理は、マレーシア人が大好きなチキンライス。食べてみると、ジューシーな鶏肉に、鶏スープで炊いたジャスミンライスの香りが最高!

「チキンライス」850円。ボリューム満点の鶏とご飯のコンビに、さっぱりとした辛さのチリソース、生姜ソース、黒醤油の3種のタレ付き。

 このチキンライスに加えて、日替わりで下記のナシゴレン、ミーゴレン、グリーンカレーのうち1種が登場します。

「ナシゴレン」750円。海老の発酵ペースト「ブラチャン」のコク深い香りが食欲をそそる味。目玉焼きに、香ばしいフライドオニオン付き。

「ミーゴレン」750円。黒醤油で香ばしく炒めた焼きそば。辛み調味料サンバルのちょい足しで、よりマレーシアらしい味に。

「グリーンカレー」750円。ココナッツミルクがまろやかなクリーミーなカレー。グリーンカレーはご存じのようにタイ料理だが、マレーシアでも人気(今後は別メニューに変更の可能性あり)。

チキンライスと日替わり1種。計2種のメニューを平日は毎日提供している。

「海外旅行ができなくなった今、せめて料理で両国をつなぎたい。現地で人気の料理をどんどん紹介していきます!」とウェンディー・ジャパンの前川さん(左)。右は、同じく旅行会社で、サポーターの瀧井さん(エムアールシージャパン)

●「ウェンディーキッチン」出店情報
出店場所 渋谷道玄坂、横浜山手町、永田町塩崎ビルなど
営業時間 月~金曜11:00~14:00(売り切れ次第終了)
Twitter @Wendy_Kitchen1
※出店情報はTwitterで発信中。

 お客さんが来るのを店で待つのではなく、こちらから会いにいくキッチンカー。マレーシア料理をきっかけに、新しい縁がどんどんつながっていくのもまたいいものですね。

関連記事

  1. マレーシアごはん祭り「Malaysia Makan Fest」開…
  2. レポート。アジアごはんズVol.7終了「4ヵ国の麺食べ比べ」
  3. カリッとやみつき煮干しスナックのレシピ
  4. レポート「ハレからケの料理まで」マレーシアごはんツアーinマラッ…
  5. 屋台祭り(終了) 3月25日(日)「俺のマレーシア菓子祭り」Ma…
  6. 「すべての食には、人のぬくもりがあった」 マレーシアごはんツアー…
  7. マレーシアのニョニャ料理とは。カラフルなプラナカン文化より
  8. Otoサロン・オンライン「WAU Cafe」ニョニャ・ワンプレー…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

  1. チェンパダ・ゴレン Cempedak Goreng
  2. ナシウラム Nasi Ulam
  3. ウダンナナス Udang Nanas
  4. ポピア Popiah
  5. パイティー Pie Tee
  6. フィッシュヘッドヌードル Fish Head Noodle / 魚頭米粉
  7. イポーヌードル Ipoh Hor Fun / 怡保河粉
  8. ミールブス Mee Rebus
  9. チーチョンファン Chee Cheong Fun / 豚腸粉 
  10. ロロッ Lok Lok
PAGE TOP