自然派食堂 タマテバコ / tamatebako
看板メニュー「ラクサ」880円(税込 / ハーフサイズ550円)。ラクサに必須の食材、ウコン(ターメリック)、エシャロット、レモングラスなどはすべて地元の沖縄産。地理的共通点から、沖縄の食材はマレーシア料理を作るのに最適!
店主の玉置さんは、日本のマレーシア料理店で食べた「ラクサ」の味に惚れ込み、マレーシア現地のラクサ店を食べ歩いて味を研究したあと、2020年の8月、沖縄に念願の店をオープン。もちろん看板メニューは、迷うことなく「ラクサ」で決定!
なんと、このラクサ。動物性食材を一切使用しない「ベジ・ラクサ」。それでいて「現地で食べた味と同じ!」とお客さんからいわれるほどの完成度というからすごいんです。
秘密のレシピをこっそり教えてもらうと、スープの素となるペーストには、ウコン、生姜、レモングラスの茎、島ニンニク、島唐辛子、エシャロットなど、いずれも沖縄産の無農薬のものを使用。そこに「ひしお」とよばれる自家製調味料を加え、甘みとコクをアップ。さらに、琉球王朝時代から伝わる沖縄の伝統発酵食品「豆腐よう」の汁を隠し味に。ペーストを香ばしく炒めたら、こんどはスープに沖縄産のパクチーの根、カレーリーフなどを加えて、ことこと煮込むこと約1時間。これがスープのベースで、ココナッツミルクは注文が入ってから加えます。「ココナッツミルクの甘い香りをより感じられるよう、工夫しています」と玉置さん。ほんっと、細部までていねいに作られているんですね。
なぜラクサをベジオンリーで作ったかというと「さまざまな文化や宗教。またアレルギーなど食事の制限がある方も、そうでない方にも、すべての人にラクサを楽しんでほしかったから。また食の多様性を感じて欲しいんです」という玉置さんの思いから。
そもそもラクサとは、マレーシア現地でも、その土地のご当地ヌードルとして発展してきたもの。そういう意味でも、沖縄の“タマテバコ式”ラクサは間違いなくラクサです。
玉置さんの夢は「沖縄で、もっとラクサの魅力を伝えること。というのも沖縄は、琉球王朝時代にマレーシアのマラッカと長い間交易をしていた記録があり、とても歴
自然派食堂「タマテバコ」 / tamatebako
住所:沖縄県那覇市牧志3-10-7
電話: 098-943-2567
営業時間:月〜金 17:00〜23:00 (22:00 L.O)
土日祝 15:00〜23:00 (22:00L.O)
木曜定休
※最新の営業時間はお店のInstagramで確認を
席数:14席
Web https://www.instagram.com/tamatebako_okinawa/
※持ち帰り可。また、ラクサだけでなく、皮から手作りする「島豆腐の小籠包」、台湾名物の丼ぶり「ベジルーローファン」の店の人気メニュー!
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