Egg Tart
おもたせ人気ナンバーワン、エッグタルト
小腹が空いたときのエネルギーチャージにぴったり
サクサクのパイ生地にとき卵を流し込み、オーブンで焼いた日本でもおなじみのお菓子。マレーシアでは、飲茶メニューのひとつとして登場したり、エッグタルトの専門店があったり、香港系(クッキー生地)とマカオ系(パイ生地)で種類が分かれたりと、その存在感はなかなかのものです。巷のベーカリーで見かけることも多く、日本で言うところの“あんぱん”のような大御所。「せっかく銀座に来たから、あんぱん買ってく?木村屋で」的存在の「トンキー(党記)」という人気店もあります。とはいってもトンキー、規模は小さな駅にある個人経営のパン屋さんくらいの広さです。エッグタルトは、そんなにしょっちゅう食べるわけではないし、お祝いの席で食べる由緒正しいものでもない。でも、ふと食べたくなって、すぐに手がとどく存在で、お土産に買っていくと必ず喜ばれる。エッグタルトはそんな存在です。
Memo
ぷるぷるのエッグにさくさくのパイ生地。つるんと簡単に食べてしまいますが、意外にも1個でお腹にたまる。この立ち位置は、日本のあんぱんに似ていると思う。
Photo
クアラルンプール、ブキビンタンほか各地にある「党記(Tong Kee)」、1.3リンギット、2010年
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