Duck Rice
専門屋台は少ないので、見つけたら即挑戦せよ
大人数で集合し、注文方法は「ダック、一羽」
飴色に炙られたローストダック。弾力のある肉質、肉汁たっぷりで濃い旨みが特徴です。鶏肉と違って、牛肉を食べたときのようなガッツリ感、食べたあとにモリッとした元気が湧いてきます。そのため、この料理を好むのはおもに肉好きの若い男性。ヘルシー志向の女性にはちょっぴり不人気です。注文方法も豪快で、ある程度の人数が集まると、何人前ではなく「ダック1羽!」と注文します。丸ごと1羽が解体されて皿に盛られた姿は、かなり圧巻。これはもはや屋台料理ではなく、高級中国レストランのメイン料理ぐらいのインパクトがあります。丸ごと1羽なので、部位ごとの味の違いを堪能できるのもまた格別。モモ肉とムネ肉では肉汁、肉質、脂の入り具合が変わってきて、味も食感も違うんですね~。ポイポイと無造作に骨をそこら辺に散らかしながら食べるのですが、なんとも贅沢な料理です。
Memo
つけダレは、ダックの血でコクを加えた茶色のソース。肉の味を引き立てる濃厚な味わいで、命名するなら、アジア版のデミグラスソース。生にんにくたっぷりの黒醤油ソースも人気。
Photo
クアラルンプール、クポンの専門店、7リンギ、2009年
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