マレーシアごはんの会、初の屋外イベント!ポットラック
2012年4月15日(日曜)、都会のど真ん中、代々木公園に南国マレーシアの風が吹きました。
参加して下さった、もとマレーシア在住の方から、
あの空間は、まさにマレーシアでした。
あの漂ってくるにおいもあいまって、ここは、KLCC前の公園?なんて錯覚してしまうほど。
マレーシアって小田急でも行けたんですね。
という感想をいただくほどのマレーシア空間。主催者側も嬉しいびっくりが連発のイベントとなりました。
うららかな春の陽射しのもと、マレーシアの国旗がたなびく代々木公園。当日、事務局メンバーは7時半に集合し、名札や看板作成にはげみます。杉さんがハンド型スピーカーを調達してくれ、さらにペットボトルのフタで改良してくれました。
11時になり、続々と参加者が集まってきます。今回の参加者は大人98人!子供ちゃんを入れると130人にも!そのうち30%がマレーシア人という、国際色豊かなイベントになりました。
今回のイベントのテーマはポットラック!
マレーシア人、またはマレーシアに縁のある日本人が手料理を持ち寄ってくれました。それ以外の人は、ケータリング代を担当。参加者全員が、ケータリングの料理も食べられるし、持ち寄ってくれた料理も食べられる、という仕組み。
ケータリングの料理は、マレーカンポンさんのサテ、ナシレマ、アヤムゴレン。外で食べられるよう、ナシレマはマレーシアでよく見かける持ち帰りバージョンに。透明なセロファンとわら半紙に包まれた100個のナシレマは壮観!
外で食べるナシレマ、最高です。参加者の中にはナシレマ初体験の人もいて、おそるおそる包みを開けていましたが、ひと口食べると「うまっ!」。辛めのサンバルイカンビリス、ピーナッツ、キュウリと具はシンプルで、ココナツミルクで炊いたご飯に絡めて食べます。
そして、これが集まった手料理!す、す、すごいです…!
ほんの一部ですがご紹介しますと、
ポピア。野菜たっぷりでお母さんの味。この料理、あっという間に売れてしまったので、事務局食べられず。素敵な盛りつけで、まるでお店で作ったみたい。ココナツをまぶした餅。甘くなく、モチモチとした弾力。ナシアヤム。なんと、このパーティのために、ご飯15合、鶏6羽を仕込んでくれたそう!
ほかにも、ブラチャンチキンウィング、ナシレマ、カレーパフ、クエ、クエタラム、茶葉蛋、チェメ、チュチュバダ、チュチュウダン、アヤムメラ、ナシミニャ、バナナケーキ、アチャルティムン、ナシブリヤニ、チキンカレーなど他にも多数の料理が届きました。
イベントがスタート。まずは、持ち寄ってくれた料理をご本人が紹介。マレー系の方の挨拶は、「アッサラームアライクーム」という、イスラム教の方が使う挨拶の言葉で始まり、懐かしさに胸がじーんとしました。マレーシア在住中、ニュースで、講演で、よく聞いていた懐かしの言葉です。
2種類のクエを作ってきてくれたアプサさん。土曜日は自宅が“クエ工場”になったそうで、感激!右はバシュを完璧に着こなしている事務局のマユちゃん。アプサさんの作ったクエを食べたイトちゃん、これはおいし~!芝公園でペナンレストランを営むジョシュアさん。春巻きとカレーパフを持って登場。
チュチュバダ(海老の前菜)を持って来てくれたイダさん(左)。マレーカンポン・シェフのムスキさんがヘルプ。今回のイベントの発案者でもあり、いろいろとサポートしてくれたハニサさん。私の料理の先生でもあります。アヤムマサメラ、ナシミニャ、アチャルティムン、バナナケーキを持って来てくれました。シックなバシュクバヤがとっても素敵。自慢の自家製ナシレマを持ってきてくれたノリダさんご夫妻。こちらも外で食べるよう紙で包んでありました。
皆さん、驚くほどの量を持参してくれて、事務局としてはうれしい限り!電車で来た方もいるだろうに、鍋持参だったりと、ホントすごいんです。マレーシア人の方のホスピタリティ、サービス精神に感激するばかり。本当にありがとう。マレーシア人は家族が多いので、多くの料理を作るのに慣れていらっしゃる人もいるのかも、ですね。
あれもこれもこれも食べてみたい!盛り付けてみました!じゃん!こんな感じ。
どの料理の味もとってもおいしくて。こんな貴重なパーティ、事務局としてもはじめての経験でした。マレーシア料理は家庭料理がいちばん、とよく言われるけど、本当にそのとおりなんですね。どれも完成度が高くて、レストランで食べているみたい。日本人がおにぎりや肉じゃがを作れるよう、皆さんマレーシア料理を作れるんだなぁ、って改めて感動したり。
お腹がいっぱいになったら遊び。セパタクローとチョンカで遊びました。
セパタクローは、マレー語の蹴る(セパ)という言葉が入っているように、足でボールを蹴る競技。丸く輪になって、挑戦。初めて体験するマレーシア人もいたりして歓声が上がります。
こちらはチョンカ。二人で遊ぶのが基本で、自分の陣地以外にビー玉を入れていく遊び。マレーシアの伝統的な遊びで、この道具が無い場合は、地面に穴を掘り木の実を使ったり、砂浜で貝殻を使ったりしていたそう。意外にもハマる日本人の子供が続出。
日本の遊び道具も参加者に持って来てもらい、みんなで遊びます。けん玉少女、ヨーヨー少年が注目を集めました!
マレーシアのことを知らない人も、よく知っている人も、おいしいもの食べて、ブルーシートに寝そべって、のんびりして、しゃべって、和気藹々。最後にはみんな笑顔で、なんだか名残惜しくて。
また、会いましょう。ジュンパラギ!
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