今回は、計14人の参加者で、チャーシェフが幼いころから食べていた味を習いました。おいしい! どれも、私たち日本人も毎日食べたい、ごはんのおかずでした。とくに、フルフル食感の蒸し卵が最高で、茶碗蒸しに近いのですが、肉入りなので、おかずのメインにもいけます。また、煮干し入りのほうれん草炒めは、わが家の定番惣菜に仲間入りしました。ことこと煮込むだけのスープは、スルメイカのうまみが出ていて、まさに五臓六腑に沁み渡るという滋味深さ!最高のごちそうでした。
チャーシェフの家庭料理は、ごはんに合わせるために、塩気はしっかり。でも、単に塩を入れるのではなく、発酵した干し塩魚や揚げ煮干しで塩気とうま味の両方を加えているのが特徴でした。家庭料理は、本当においしい。あらためて実感した今回の料理教室でした。
下記は告知文です。
チャーシェフは、マレー半島ペラ州の州都、イポー出身の中国系マレーシア人。料理上手のおばあちゃんと一緒に育ち、おばあちゃんが作るお菓子が大好物だった。親戚のおじさんが屋台を経営していて、幼いころから屋台でのアルバイト経験をもつ(photo by Nao)
Cooking Class マレーシア料理教室 8月 Aug.2017
告知が遅くなりました! 今回は、暑い日がつづく今だからこそ伝えたい、マレーシア人の日常食Part.2。(第1弾は、7月のビーフンスープ)。中国系マレーシア人のチャーシェフが、幼いころに食べていた家庭料理を4品、伝授します。スパイスをほとんど使わず、唐辛子の辛みもなし。日本人の私たちからすると、東南アジアの料理というより、ずっと中国料理にイメージが近いもので、この味もまたマレーシアで愛されている料理なのです。
1品目は「塩魚蒸鶏肉(ハムイーチェンガイ)」。鶏のミンチをつかったハンバーグのようなもので、蒸すことで肉のうまみをぎゅっと濃厚に。2品めは「レンコンとピーナッツスープ」。中国系のマレーシア人にとってスープはひじょうに重要で、チャーさんは毎日スープを飲んでいたそうです。そして、このスープを使って「蒸蛋(スチームエッグ)」をつくります。いわゆるマレーシア版の茶碗蒸し。4品目は「ほうれん草炒め」。煮干しのだしを加えるのが特徴です。
これらの写真はマレーシアのレストランで食べたもの。左より、塩魚蒸豚肉(写真のものは鶏ではなく豚)、レンコンのスープ、蒸し卵。これらのメニューは、レストラン(とくにエコノミーライスン店)の定番メニューです!
どの料理も、異国の味とは思えない、私たち日本人の味覚にもぴったりハマる味。どれも自宅で簡単に作れて、ご年配の方も子供も安心して食べられるので、ご家庭のレパートリーにぜひ入れて欲しいです。この料理教室では、レシピの紹介とともに現地の情報も写真とともにお伝えしますので、ぜひ、マレーシアの味と食文化を体験しに、料理教室にご参加ください。
日時
2017年8月10日(木)14:00~17:00
2017年8月13日(日)14:00~17:00
※参加者6名以上で開催します。(定員10名)
※両方とも同じ内容です。ご希望の日程をお知らせください。
場所: マレーアジアンクイジーン横浜店
みなとみらい線元町中華街駅より徒歩3分 2番出口より、元町中華街にむかう途中にあります
住所 横浜市中区山下町82-3 Tel 045-307-9839
https://www.malayasiancuisine.com/access.html
教室内容
基本的にデモンストレーション形式
参加人数:10名
レッスン料&メニュー Fee &Menu
5,400円(材料費、レシピ代)
塩魚蒸鶏肉(ハムイーチェンガイ) Steamed Chicken
蒸蛋(スチームエッグ) Steamed Egg
レンコンピーナッツスープ Soup Lotus
ほうれん草炒め Fried Spinach
ドリンク&お土産付き drink & souvenir
申し込み方法
まことに恐縮ですが、先着順の予約受付、定員10名となります。10日のレッスン分は8月5日(土)までに、下記メールにご連絡ください。締切日前に定員に達することもございますので、なるべく早めにご連絡をいただけますと幸いです。なお、材料の準備の関係で、レッスン日3日前よりキャンセル料が発生しますので、ご了承ください。
先生 チャーシェフ
マレーシアのイポー出身、チャーさん。2010年に「マレーカンポン」を立ち上げ、現在は「マレーアジアンクイジーン」渋谷店、横浜店の計3店舗を統括する責任者。子どもの頃から近所の屋台の手伝いをするほどの料理好きで、チャークイテオ、チキンカレー、イポーチキンが得意料理。いつもポジティブで笑顔が素敵。日本人もマレーシア人も、チャーシェフのファンは多い。
Produced by Malaysia Gohan Kai
下記のメールにて、参加希望の方のお名前、人数、当日のご連絡先をご連絡ください。
oto@malaysianfood.org
ご予約、お待ちしております!
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