講座のお知らせです。4/13(日)14:00~16:00、よみうりカルチャー自由が丘にて、マレーシアのティー文化を紹介します。
19世紀末、当時の宗主国イギリスによって持ちこまれた紅茶は、マレーシア人の日常に欠かせないドリンクになっています。いろんな飲み方をしますが、とくに練乳入りの甘いミルクティ―「テタレ Teh Tarik」が人気No.1。
テタレは作り方に特徴があり、2つのコップを使って、数回移し替えることをします。これが上に“引く”ような動作なので、テタレのタレ Tarik は引くという意味のマレー語。すると、口あたりなめらかでおいしく、練乳はキレイに混ざり、ほどよい温度になって飲みやすさ満点なのです。
テタレを考案したのは、同じイギリス占領下にあったインド人移民で、南部タミルの紅茶の淹れ方に共通点があるようです。現在もマレーシアでは、インド系の食堂を中心に、下記のような見事なテタレのそそぎ方を見ることができます。



動画はこちら。
今回の講座では、このテタレ独特のつくり方をみなさんに実際に体験していただきます。グラスにそそいだら、このようにあわあわの表面になるのが理想です。

テタレに加えて、ストレートティも提供しますので、飲み比べをぜひ。
紅茶に合うおやつとして紹介するのは、パイナップルタルトとカレーパフ(レシピ付き)。パイナップルタルトは、ジャムにほのかにシナモンやクローブの香りをきかせるのがマレーシア流。カレーパフは、サクサクの生地のなかにカレー味のじゃがいも入りで、食欲をそそる味です。こちらも試食していただきます。

座学では、マレーシアの紅茶の歴史から、クアラルンプールで人気のアフタヌーンティなど旅先での紅茶の楽しみ方も紹介。ご参加、お待ちしています。
◆マレーシアのティータイム体験
日時:4/13(日) 14:00~16:00
内容:テタレ体験講座、試食あり
紅茶(2種)、カレーパフ、パイナップルタルト
定員:8〜20名
場所:よみうりカルチャー自由が丘(自由が丘駅より徒歩2分)
参加費:3960円(受講料、維持費、教材費)
申込み:下記よりどうぞ(定員になり次第締め切りますので、お早目にどうぞ)
よみうりカルチャー自由が丘より 講座検索窓より「マレーシア」で検索
この記事へのコメントはありません。