マレーシア、首都のクアラルンプールの食事情をひと言で表現すると
・あらゆるジャンルの店があり、
・名店や人気店は広範囲にちらばっている、
ということ。
地元の料理から海外発の人気店まで、様々な味が楽しめるのは東京と同じ。
もうひとつ、広範囲にちらばっている理由は車社会なので、多少距離があってもみんな車でサッと行けるから。クアラルンプールど真ん中よりも、住宅街である郊外の町に人気店が多いのもあるある、なのです。
なので、旅行だとちょっと行きにくいのですが、近くに行くことがあれば、ということで、おすすめの2店を紹介します。(Puduのほうは、案外ブキビンタン近くです)
店「Foong Foong Yong Tau Foo」
KLCCから車で約15分、アンパン地区にある「ヨントウフ」の店です。ヨントウフとは、豆腐、茄子、苦瓜などの具にすり身やミンチ肉を詰めたもの。詳しくはこちらの記事へ。
この店は、醤油風味のスープがホッとする味で、具がぎゅっと詰まっていて満足感も最高。
・茄子 2個
・オクラ 2個
・苦瓜 2個
・赤唐辛子(辛くなかった!) 2個
・揚げ餃子 2個
1個2リンギ(2023年訪問時)と価格が決まっているので明朗会計。これに中国茶とご飯をつけて大満足。
店「Heun Kee Claypot Chicken Rice」
ここは、約半年前に発表されたミシュランでビブグルマンを獲得した店。ブキビンタンから車で約10分の距離のPudu駅近く。朝市や鳥売りなどが立ち並ぶディープなエリアで、土鍋で炊き込んだチキンライスを提供しています。
炭火で炊き上げ、熱々の状態でテーブルへ。骨付きの鶏肉がゴロゴロと大ぶりで、かめばしっとりの肉質! 塩魚のしょっぱさと中華ソーセージの甘さのハーモニーも絶妙でした。