おやつから調味料まで何でも作れるエリックさん。ご自宅でマレーシアの伝統菓子「クエ Kuih」4種を習いました。
・Kuih Bangkit
・Kuih Kosui
・Kuih Seri Muka
・Kuih Ketayap
「どのクエもシンプルな工程」とエリックさん。たしかに料理の工程は、混ぜる、濾す、蒸す、冷ます、と順を追ってやればいいのですがひとつひとつにコツがありました。
また、料理の前の下準備がとても大事。
・パンダンの葉をミキサーで砕いてしぼり汁を取る。
・サゴ粉をフライパンでローストする(2~3日前に)。
・もちろん専用の器具も必要。
あらためて、屋台でクエが買える幸せと作ってくれる菓子職人に感謝だ!と思った次第。
Kuih Bangkit クエ・バンギ
口のなかでほろっと溶けるビスケット。かわいい形が特徴で、1個ずつ専用の木型で整形。赤い印を目につけて生き生きと。
Kuih Kosui クエ・コスイ
ぷりんとやわらかい食感のクエ。パンダンの汁と米粉を混ぜて蒸したものでふわふわのココナッツフレークをたっぷりかけて食べる。
Kuih Sri Muka クエ・スリムカ
パンダンカスタードともち米の2層のおやつ。蒸したご飯に、パンダンカスタードをのせてさらに蒸す。完全に冷めて(約3時間後)から切り分けることができ、おいしく食べるには数時間以内で食べ切るのがベスト。
Kuih Ketayp クエ・ケタヤップ
ココナッツの実がたっぷり入ったクレープ。椰子砂糖で味つけしたココナッツの実のジューシーなこと! たっぷり入れることで満足度の高いリッチな味になりました。
ちなみに、これらの鮮やかな緑色はすべて天然のパンダンリーフから取った色。香りと色。その両方が楽しめるパンダンリーフの大事さを実感したレッスンでもありました。