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自然あふれる島、ランカウイごはんツアー開催レポートFood tour report in Langkawi

Malaysian Food tour 2019 Langkawi

マレーシア食体験ツアー。第7弾となる2019年はマレーシア屈指のリゾート島、ランカウイに行ってきました。(※ちなみに2020年は11月20~24日、マレー半島の最南端ジョホールに決定。準備をすすめています!)。

観光地、免税、高級リゾートとして有名なランカウイ島。じつは、おいしいローカル食堂もたくさんあるのです。今回は参加者9名、そこに現地ガイドのローさん、助っ人のリムさんが加わり総勢13名で、海鮮、漢方スープ、カレー、ラクサを食べ歩き。ごはんツアー初となる、自然に触れ合うマングローブクルーズに参加し、いかだの上でランチも最高でした。

1日目の夜に訪れた店「オーキッドリア」の海鮮料理

到着してすぐ、海辺の屋台(ともいえない、ほったて小屋スタイル)で、まずは「ラクサ」。ラクサとはマレーシアで人気のスープ麺で、エリアによっていろいろな味があり、ここランカウイの「ケダ・ラクサ」は海に囲まれた土地ならではの魚味。丸一尾の魚をどかんとトッピングして、さわやかな香草の香りと酸味のあるスープでいただきます。長旅で疲れた体にじわじわしみて、うまーし。

昼は、クアタウンにある店「シャークフィン」の「バクテー」を満喫。この店は、ランカウイに20年近く暮らすリムさんのおすすめ。リムさんはバクテーの聖地ともいわれるクラン出身のマレーシア人で、そのリムさんが「ここはうまい!」と太鼓判。漢方の香りはマイルドで、スープはごくごく飲み干したくなる滋味深さ。ブラチャン炒めの空心菜、しゃきしゃきもやしはご飯に合う味。鶏のから揚げは肉汁ジューシー!

夜は、シーフードの有名店「オーキッドリア」へ。100席以上ある広い店内が、いつ行っても満席という観光客にも人気の店です。水槽で泳ぐ魚介を選ぶスタイルで、大海老、ガルーパ(ハタの一種)、イカ、ソフトシェルクラブなど。大海老はバタープロウンとよばれる香り高い料理に、ソフトシェルクラブは天ぷらで。そして驚いたのはお酒の安さ。ランカウイは免税の島なので、お酒好きにはぴったり。

2日目。朝ごはんはホテルから歩いて10分のインド系の店でロティチャナイ。サクサクのパイのような薄焼きパン、ロティチャナイを職人がひとつずつ手作りしています。ひき肉入り、バナナ入り、サディン入り、チーズ入りと種類豊富。三角状に焼き上げるロティティッシュも追加オーダー。いろいろ頼んでいたら、ぜんぶ出てくるまでにかなり時間がかかりました…。そうよね、ひとつずつ焼いてるんだですものね…。作るの10分、食べるの1分でした。

昼は、ランカウイの自然をマングローブクルーズで体験。いかだの上で食べた「ナシミニャ」が最高においしかったです。ピーナッツと煮干しのカリカリ感、ぴりっと刺激的な辛さのサンバル、ゆで卵のまろやかさ。ご飯に混ぜて食べれば、お口のなかは宝石箱や~(と彦摩呂さんならいうでしょう)。ちなみに、ご飯にキチャップマニス(甘い醤油)をひとたらして食べるのがランカウイ流、とのこと。

ナシミニャとは、香り付けに油を加えて炊いたご飯のこと。クルーズを運営する「ランカウイ倶楽部」のタカさんいわく「もともとはココナッツミルクで炊くナシレマを出していたのですが、ココナッツミルクが苦手なお客さんもいるので、クセの少ないナシミニャに変更しました。具もすべて地元のお母さんたちの手づくりです」とのこと。

夜はガイドのローさんおすすめの「ヨンリョンレストラン」。中国系の海鮮の店です。具だくさんフィッシュカレー、蒸し魚の甘酸っぱいニョニャソースがけ、マントウ付きの豚の角煮、煮干しソースの厚揚げなど。豪華な晩餐でした。

ちなみに、季節がらドリアンはもう市場に出ていなかったのですが、ドリアンが食べたいという私たちのために、ローさんがわざわざ家に保存していた冷凍ドリアンを持ってきてくれて感激。店で食べていたら「日本人がドリアンを食べるなんて、まぁめずらしい、一緒に写真を撮ってもいいかしら」とマレーシア人の方。いいですよ~とみんなでチーズ。

3日目。朝はホテルから歩いて5分のホーカーセンターで、じぶんで気になったものをチョイス。見てみると、麺料理が多かったようです。細麺、太麺。魚だしのスープ、スパイスのきいたカレー味、とろみのあるあんかけタイプにココナッツミルクがきいたもの。油そば風のタレをからめたものなど、種類豊富、まさに麺パラダイス。これらがぜんぶ朝から食べられるというのもマレーシアごはんの魅力。ランカウイ万歳!

その後、料理を習うためにアジザさんとイナさんのもとへ。マレーシアの伝統菓子「クエシプ」と「クエカペ(ランカウイではクエセペとも)」を習いました。クエシプとは一口サイズのスナック菓子。カレーリーフの香りがきいた、しょっぱい揚げ菓子です。クエカペはココナッツミルクが香る薄焼のせんべい。極薄なので、口のなかであっけなく崩れ、まるで生地が溶けたかのよう味わい。どちらもひとつひとつ手作りで、ある程度の分量を作るには気が遠くなるような時間がかかることがわかりました。すごいなぁ、アジザさん、イナさん。

イナさんはクエシプ、アジザさんはクエカペを手作りして販売しています

そして帰路へ。最後は空港近くのリゾートホテル「ボントン」のレストランで早めの夕飯。「ニョニャラクサ」と「ナシゴレンスペシャル」でしめました。さすがリゾートホテル、盛り付けが美しいこと!  目の前に広がる田園風景も心地よく、幸せな味でした。

このごはんツアーでは、バティック絵付け、マングローブクルーズのアクティビティを体験。ボントンでは幸せの鳥、サイチョウ(ホーンビル)が会いにきてくれました。

ツアーをおえて半年。今までも心に刻まれているのは、おいしいご飯に加えて、ランカウイに流れる心地よい空気感です。ランカウイは、動物・風・空・木々と人間の距離が近いように感じました。彼らと同じ空間に、わたしたち人間もいることができる貴重な場所。ご飯も、人も、自然も、ぜんぶやさしかったです。

ランカウイを愛してやまないともこさん、ランカウイに惚れ、なまこ石鹸の正規輸入代理店BAKUインターナショナルを立ち上げた常峰さん、そしてお土産店ピサンのリムさん、たくさんご協力をいただき、誠にありがとうございました。

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