ピックアップ

マレーシアの菓子、おやつ事情。4つの調理法に注目しよう

日本語で「菓子」や「おやつ」というと、食事以外に食べる嗜好品のイメージですが、マレーシア人にとっては“小腹が空いたときに食べる軽食”に近い。そのため、食事がわりに、昼と夜の間に、食後ではなく、小腹が空いたときに、いつでも食べます。

小腹を満たすのが目的だからなのか、材料に米や豆を使い、栄養価もなかなかよく、腹持ちがいいものが多いのも、注目のポイント。マレーシアは南国の気候の影響で、1度の食事は少量、そのかわり何度も食べる食文化があり、その習慣にもマッチしているようです。

ここでは調理法(見た目でわかる)で、80個のおやつをカテゴリーわけしてみました。ちなみにここでいうおやつには、甘いモノ、甘くないモノ、スパイシーなモノ、おやつというより軽食に近いもの、すべてまるっと含んでいます。


◇マレーシアの菓子 特徴その1 
生地や具を重ねた調理をした菓子(見た目がしましま)が多い。


◇マレーシアの菓子 特徴その2 
具を巻いたり挟んだりして色んな味、食感を楽しむ。惣菜系など甘くないものが多い。


◇マレーシアの菓子 特徴その3 
型で作ることで見た目が可愛くなり、長寿を願う亀などメッセージも伝えられる


◇マレーシアの菓子 特徴その4 
丸めてゆでたり、ねって固めたり、細い線状にして蒸したり、多種多彩!


特徴、まとめ

マレーシアの菓子は、ひと口サイズの技の結晶です

バラエティに富んだ伝統菓子。なかでもマレーシアらしいのが、生地を“重ねて”蒸したり焼いたりしたもの。しましまが目を惹きます。また、具を挟んだり、包んだりしたものは、かむごとにいろんな味がして満足。型で成形したものは、見た目がかわいくて映えるのがポイント。さらに、綿状に細く押し出したもの、竹筒に入れて蒸したものなど、専用の器具で作る菓子も多く、食べておいしいだけでなく、作っている職人の姿もずっと見ていたいほどカッコいいのです。

 

関連記事

  1. (終了)11月2~4日「マレーシアフェア Malaysia Fa…
  2. 五感を刺激する進化系マレーシア料理「DEWAKAN」
  3. ローシーファン Loh Shu Fun
  4. インタビュー 音楽には国境がない。言語が違っても、心にとどく
  5. 連載 「タンマリのマレーシア家族ごはん」について
  6. マレーシアで野菜が食べたいときは、ルイ茶です
  7. 全国のロイヤルホスト215店舗で「シンガポールフェア」開催中
  8. アジアごはんズVol.6(終了)2019年2月3日(12:00~…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

  1. イポーで訪問。人気の麺料理「ローシーファン」は土鍋でぐつぐつ
  2. マレーシアのかき氷が具だくさんな理由とは
  3. マレーシアのひんやりスイーツ、かき氷「チェンドル」を紹介
  4. マラッカで食べたドリアンチェンドル
  5. 秒で溶けるかき氷が料理より先に来て困ったあなたへ
  6. マレーシア料理のトウガラシの使い分け。4つのポイントで指南
  7. マレーシアで発見した多文化共生に大切な4つのポイント
  8. マレーシア人の熱中症対策は?
  9. ペナン人のソウルフード、ホッケンミー Hokkien Mee
  10. 風情あるヘリテージ・カフェ「ホーヒン Hor Hing」
PAGE TOP