屋台祭りレポート
今回は、マレーシアの定番の食事スタイル「ナシチャンプル」。ご飯とおかずをひと皿に盛り、どんぶり飯のようにわしわし混ぜて食べる食事です。おかずの種類は、店や選ぶ人によってそれぞれで、今回はアブリムシェフに“俺のマレーシア料理”というテーマで作っていただきました。
当日、アブリムシェフが作ってくれたのは、次の3品。
子供のころにお母さんがよく作ってくれた「油揚げと野菜炒め」、マレーカンポン時代のまかないで食べていた「揚げ魚の甘酸っぱい玉ねぎソース添え」、そして日本で働いたレストランで初めて教わった「焼売」。
油揚げは普通に炒めるとカリッと香ばしくなるのに、リムシェフの油揚げはふわっとやわらかい。それは、まず溶き卵に油揚げをつけ、それからフライパンで焼いているから。甘酸っぱい玉ねぎソースは、野菜たっぷりで赤唐辛子の辛みがじわっと効いていて、焼売はぎゅうぎゅうに具が詰まっているのにジューシー。素晴らしくおいしかった。
そして、この3つの味。どれも本当に、リムシェフの思い出の味なんだ、と感じました。もしも私がリムシェフの立場だったら、もっとカッコつけて、見栄えのいいものを選んだ気がする。私個人とはかけ離れたものを。
でも、リムシェフが選んだのは、母の味、仲間との味、そして師の味でした。じつをいうと、今回の食材費が予算オーバーで、魚はリムシェフの自腹だったのだそう。そこまでしても味わってほしかった“俺の”マレーシア料理。
どれも本当においしくて、心に沁みました。リムシェフ、ありがとう。
マレーアジアンクイジーン渋谷 屋台祭り Malaysi an Kopitiam 第22弾!
マレーシアの屋台文化を体験しよう!お客様の目の前で料理の仕上げをおこない、リクエストに応じて取り分けるスタイルのごはんイベントです。できたてアツアツのマレーシア料理が楽しめます。
今回は、マレーシアのカジャン出身、アブリムシェフによる特製料理でおもてなし。アブリムシェフの技が炸裂(かもしれない)渾身の料理を提供します!
「マレーアジアンクイジーン渋谷店」のアブリムシェフ。系列店「マレーカンポン」時代には料理教室の講師を務め、たくさんのマレーシア料理を伝授。チキンカレーやナシレマなどの定番から、ホッケンミーなどの麺料理、鴨の煮込みなどの手のかかる料理までバラエティは幅広い。いつも明るく軽快なトークで楽しませてくれるシェフ。趣味は釣り。
料理内容は、当日きてからのお楽しみ…。(もしかしたら、公開するかもしれません)
ぜひ、アブリムシェフの“俺の料理を”食べてにいらしてください。☆席は相席でのご案内になります☆
日時:2017年4月29日(土) 14:30~16:30
date:on Saturday, Holiday, 29/Apr/2017 14:30~16:30
開催場所:マレー・アジアン・クイジーン@渋谷
住所:東京都渋谷区渋谷2-9-9 SANWA青山ビル2F
Tel: 03-3486-1388
place: Malay Asian Cuisine
Address: 2F SANWA Aoyama, 2-9-9, Shibuya, Shibuyaku, Tokyo
Tel:03-3486-1388
参加費&メニュー
Price 2500 yen (included teh tarik )
Menu(3dishes + drink)
アブリム特製 Abu Lim Special
テタレ Teh tarik
ソフトドリンク Juice 飲み放題
催行人数: 15~40人
pax 15~40
予約: マレーアジアンクイジーン渋谷店(03-3486-1388)、またはマレーシアごはんの会・音宛oto@malaysiafoodnet.comにて、メールにてお申込みください。
Booking 03-3486-1388 (Malay Asian Cuisine)
※飛び込み参加も歓迎ですが、材料が無くなる場合もあるので、ご予約をおすすめします。
※毎月開催しているこのイベントは、今回で22回目。シェフと参加者が直接会話し、おすすめの食べ方を教わったりと、マレーシアらしいアットホームな雰囲気です。マレーシア現地の屋台の様子をスライドにて紹介することもあります。(下記は屋台祭りのいつもの様子です!)
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