ジョホールバル、ラーキン・バスターミナルから車で約10分。ジョホール伝統料理店「botokbotokibund」で、ここで、レア度高めのジョホールラクサ Laksa Johorを食べました!
ジョホール・ラクサを解説
赤いサンバル以外は彩りゼロの見た目ですが食べてみると、シンプルとは真逆! 風味豊かで、奥深い味わい。
ソースは、アジに似た青魚の身をすり潰したもの。麺は、ジョホールラクサの特徴であるスパゲティ。
麺とソースの間に、ハーブや生野菜がざくざく。で、気づいたのですが、彩りゼロのソースがまんべんなくかかっているのは、これがソースでありながら、メインの味でもある、ということ。魚の身を使うなぞ、めっちゃ凝ってますもん。
店主のアミルさんに聞くと、ソースにはマレー語で「Lobak Asin」とよばれる塩漬け大根(咸菜脯)も入っているそうで、この塩気がとても好みでした。
追加情報
さて、ジョホールラクサは、あまり店で提供されていないそう。というのも、ジョホール・ラクサは「宴で提供される祝い料理」とのこと。また手間がかかる料理のため、店で作るのは難しいとか。
また、この店では、魚をハーブで包んで蒸した「ボトボト Botok Botok」というジョホール伝統料理も名物でこれもまた美味でした。このボトボトを食べながらナフさんの旦那さんのラザリさんがぽつり。
「うちの子ども達は、ボトボトを食べたことが無いと思うよ」
ふだん立ち寄るフードコートにはボトボトのような手間のかかる伝統料理は提供していないから、と。一方、日本の寿司コーナーはあちこちにあるので、娘さんは、寿司が大好きでよく食べている、と。
たしかにわたしも、日本の郷土食について知らないことばかり。外にいるから夢中になる。そういうものなのかもね、と思ったエピソードでした。
★マレーシア全体のラクサ事情(たくさんあります!)はこちらの記事へ。