マレーシア料理図鑑22/おやつ/基本★★/2度目のマレーシアならここを攻める/
サクサクのパイでほくほくのじゃがいもを包んだおやつ。小腹が空いたとき、朝ごはんに食べることもある。写真はマラッカのおやつ屋台にて
カレーパフを解説
パイ生地で具を包んで揚げた軽食です。小腹が空いたときに食べます。
具は、じゃがいもを中心に、玉ねぎ、ミンチ肉。カレー粉で味つけ。外はサクッ、中はホクッの食感で噛むごとにカレーのスパイスの香りが口いっぱいに広がります。
ちなみに、このカレーパフは、マレーシアだけでなく、タイやシンガポールでもよく食べられている東南アジア全体で人気おやつ。インドの軽食、サモサにもよく似ています。
カレーパフはどうやって食べる?
カレーパフは甘いおやつと交互に食べます。つまり、甘い、カレーパフ、甘い、で、おいしさエンドレス。また暑い中でも
保存が効く(といっても1日程度)ので、長距離バス内のおやつなど旅のおともに最適。
カレーパフを初めて食べる人へ
日本でいうなら、カレーパンぐらいのメジャーなペストリーです。
ショッピングモール内の菓子専門店、道路脇で営業しているおやつ屋台、ホテルのビュッフェ、パン屋さんなど町のいたるところで販売しています。
カレーパフの皮は2種類あり、サクサクのパイ生地タイプ(うずまき状になっている)と厚みのあるクッキーのようなタイプ。クアラルンプールのパン屋さんの多くは2種とも販売しているので注目してみてね。
具はカレー味のじゃがいもが基本。ほかに、トマト味のサディンや、店オリジナルの具もあります。
ミニエッセイ「なつかしい味」
マレーシアに住んでいたころよく食べていたカレーパフがある。クアラルンプールのIKEA(あのIKEA)で販売していたカレーパフだ。大人の手のひらサイズで、半月型。具の量はさほど多くないのだが、ゆで卵のカットしたものが入っていて、これが絶妙! カレー味のじゃがいもとゆで卵のまろやかさのコンビが、うまーい。店では揚げたてが食べられて、これまた最高だった。Ikeaに行ったら必ず買っていたし、会社におみやげで持って来てくれる人もいた。いつかまた、食べたいな。
Memo
家で作るマレーシア人も多く、以前、ホームステイをした友人が、朝起きたらお母さん手作りのカレーパフが皿に山積みに。それが朝ごはんだった、と楽しそうに語ってくれた
Memo
具はカレー味が主流だが、トマト味のサディンも人気。最近ではナシレマッ味のカレーパフが話題になった。
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