Chicken Wing
炭火で手動、というレトロな焼き場。それでいて見事な焼き色
香ばしく炙られた鶏の手羽先。ビールのつまみにぴったり!
屋台の定番料理、炙り焼きの「チキンウィング(鶏の手羽先)」。屋外の焼き場にはチキンウィング専用の炭火焼マシーンが置かれ、料理人が鶏を刺した棒を手動でくるくる回しながら焼いています。余分な油は落ち、炭火効果で身はふっくら、肉質はジューシー。揚げていないので、脂っこさもゼロ。醤油ダレがしみ込んだ皮は、パリッとしたハリ感があってつやつや。添えられてくるチリソースをつければ、パンチのある辛さにもなります。ビールにも、ごはんにも、はしやすめにも、何にでも合うので、マレーシアに暮らしていたころは、かなり頻繁に食べていました。クアラルンプールの屋台街ジャランアローでもよく食べたし、スチームボートの有名店「スタジアムネガラ」のもおいしかったし、ボルネオ島コタキナバルの海辺の屋台でも注文。どれもおいしかったな~。焼きたてアツアツの状態で運ばれてきたチキンウィングをはふはふしながら口に放りこみ、ビールをぐいっと飲めば、まさにマレーシア、最高!の瞬間。この幸せな瞬間は、何年経ってもずっと忘れないのです。
Memo
マレーシア人シェフのチャーさんいわく、「マレーシアにいた頃は当たり前だと思っていたけど、よく考えたら、こんなに綺麗に焼けるのはすごい技術!」とのこと。たしかに火が一定でない炭火で、手動で焼いているのに、色むらなく焼けている。すごい技かも!
Photo
クアラルンプール、「ジャランアロー」、チキンウィング2リンギットぐらい、2010年
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