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マレーシアごはんイベント「春節・イーサン2019」レポート

マレーシアごはんの会Vol.29、終了。中国正月のお祝い料理イーサン(魚生)を高く高く揚げて、みんなで福を願いました。

Celebrated Malaysian Chinese New Year at Malay Asian Cuisine restaurant in Shibuya and Yokohama in February 

マレーシアの春節イベント、渋谷と横浜のマレーシア料理店「マレーアジアンクイジーン」で無事に終了しました。日本で開催する8年目のイーサンイベント。クアラルンプール出身のシェフ、デニスさんとキンさん、そして2012年からイーサンを作り続けて下さっているイポー出身チャーさん。この3人が作る豪華なマレーシアン・チャイニーズをコースで楽しみました。どの料理も美味で、なかでも、この時期にしか食べられない「イーサン(魚生)」が今年もすばらしくおいしかった。※イーサンの文化と料理について、詳しくはこちらの記事をどうぞ。それでは、当日の様子を写真でレポートしましょう。

まず、イーサンはこちら。

バラのように美しく盛りつけられているのはスモークサーモン。手前の赤いものは紅ショウガで、右の緑とその奥は山芋を極細切りにして色をつけ、パリパリに揚げたもの。その奥、イーサンに欠かせないグレープフルーツ。紅ショウガの左隣の白いのはらっきょうです。これに甘酸っぱい梅ドレッシングのようなソースをかけ、ぜんぶ混ぜて食べます。パリパリに香ばしい食感、刺身の香り、フルーティーな果物と甘酸っぱい梅ソース。さまざまな食感と味が混じり合った絶妙のおいしさ。とても手間のかかった料理です。右の1枚は、8年前からイーサンを作り続けているチャーシェフ(左)、マレーシアごはんの会ゆるキャラ・クエ星人のお面をつけたリュウちゃん。盛り上げてくれてありがとう!

そして、この綺麗に盛り付けられたイーサンをお客さんがみんなで混ぜます。これがイーサンの醍醐味!今年の目標、願いごとを声に出して、運気が上がりますようにと箸で具を高く持ち上げて。テーブルが汚れてもOKです。富があふれるほどある、という意味も込められています。これが楽しい。そして意外に効果もあって、ちゃんと言葉に出したものは、いつのまにか夢が叶っているのです(と個人的には思っています)。

さて、イーサン以外の料理はこちら。まずは渋谷店より。豆腐と魚のすり身のしんじょう揚げ、広東式ゆで鶏の生姜タレ、サワラのスイート&サワーソース、大海老の甘香炒め、チンゲン菜の腐乳炒め、鶏としいたけのおこわ。これに餡入り白玉だんごをデザートに。

横浜店はこちら。特製揚巻、ジューシー揚げチキン、バタープロウン、サワラの甘酢あんかけ、特製椎茸とり糯米、餡いり中華煎餅。これに海鮮アスパラニンニク炒めもありました。

ちなみに、今年のイーサンは箸を星形に置いて写真を撮るのがマレーシアで流行しているそうで、私たちもまねっこ。

ご飯を食べたら、みんなでゲーム。今年は目隠をしたチーム代表者がお題の絵を描くという、マレーシアごはんの会流の福笑いを楽しみました。お題は、Lineスタンプで好評発売中の事務局Timo作「ナシレマ姫」と「テタレおじさん」。見えない状態で描くので、ちんぷんかんぷん。想像を膨らませて、胴体を塗ったり、テタレの紅茶の線を描いたり。なかなか難しいお題に、皆さま真剣そのもの!優勝チームには、今年はロイヤルセランゴールさん協賛の素敵なピューターカップと豚ちゃんの箸置きをプレゼント。マレーアジアンクイジーンの食事券も提供していただきました!

最後にみんなで記念撮影。縁起のいい赤い洋服を着てくださった皆さまが多く、写真がとってもにぎやかです。2019年もどうぞ、皆さまにとって幸多い年になりますように!(photo by Sugi and Oto)

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