ザ・ロビーラウンジ / The Lobby Lounge
「マレーシアン Bento」2750円、おかず2品の週替わりメニュー。この日は、海南チキンライス、海老サンバルを提供
創始者がマレーシア人であり、マレーシアと縁の深いシャングリ・ラ ホテル。東京駅すぐの好立地にあるシャングリ・ラ ホテル 東京では、都心の絶景が広がる28階のラウンジ「ザ・ロビーラウンジ」で、マレーシアン弁当(ランチ限定11:30~13:30)が味わえます。取材日のメニューは、ジューシーなゆで鶏と海老のサンバルソース炒め。ご飯はチキンストックで炊いたジャスミンライス。生姜・チリ・黒醤油の3種のソースをたっぷりつけて鶏肉をほおばれば、目の前の景色が、クアラルンプールのビル街に見えてくるから不思議です。料理の内容は週替わりで、ラム肉カレー、チキンレンダン(鶏肉のココナッツミルク煮)、アヤムマサメラ(鶏肉のトマト煮込み)も登場するそう!
厨房で腕をふるうのは、マレーシア人シェフ、タムさん(Mr Tam Yee Keong)。
クアラルンプール出身。19歳より料理の世界に入り、アイルランドやアメリカで料理の経験を積んで日本へ。日本はまだ2年、というのに日本語も上手! 「本当はホッケンミーも作りたいけど、あの黒い見た目がお客さまにはちょっと…」と笑顔で話してくれるほどフレンドリー。
ザ・ロビーラウンジには、タムさんをふくめ3人のマレーシア人シェフが常駐しています。「本場のシェフに故郷の味を作ってほしい」というホテルの方針だそうで、お弁当以外にも「アジアン・スペシャリティ」メニューとして、「チャークエイテオ」「ワンタンスープ」「チキンサテー」「ナシゴレン」を提供。こちらは時間限定などなく、いつでも注文が可能です。
「チキンサテー」1700円。鶏肉の下味はターメリックと生姜というシンプルな材料だが、8時間以上もじっくりマリネ。ピーナッツソースはオニオンたっぷりの甘めの味で、手作りのクトゥパ(ご飯をギュッと固めたちまきのようなもの)も添えられている
「ナシゴレン」2700円。見た目が黒っぽいのは、マレーシアの黒醤油(とろっとした甘い醤油)によるもの。米粒は見事にパラパラで、香ばしい。辛さはひかえめ。この日は、ピーナッツソースで食べる鶏料理「アヤムプルチ」付き
マレーシア料理は、シャングリ・ラ ホテル 東京が営業をスタートした2009年からずっと定番のメニュー。世界中から様々な目的で訪れる人々の胃袋を楽しませています。「もっと辛くしてほしい」「サンバル追加で!」「唐辛子醤油が欲しい」などのリクエストはどんどんして下さい、対応します、とのことなので、遠慮なく伝えてみて下さい。それぞ、マレーシア流の楽しみ方。東京の絶景を眺めながらのホテルのマレーシア料理。感慨深いものがあります。
ザ・ロビーラウンジ / The Lobby Lounge
住所:千代田区丸の内1-8-3
電話:03-6739-7877
営業時間:10:00~24:00(金・土・祝前日は25:00まで)
※時間帯によってメニューが違います
定休日:無休
席数:105席
カード:可
アクセス:JR東京駅日本橋口より徒歩1分
Web:http://www.shangri-la.com/jp/tokyo/shangrila/dining/bars-lounges/lobby-lounge/
※ハラルミート対応可
※記載した料金には、この金額のほかに、15%のサービス料と税金がかかります