年に2~3回マレーシアに訪れる私たちですが、旅が楽しければ楽しいほど、日本の日常に戻ると、寂しさを感じてしまいます……。そんなとき、旅のワクワク気分を呼び戻してくれるのが、現地で購入したお菓子やインスタント食品。現地の味、香り、日本では手に入らないレアなスパイス入りの料理を食卓に並べれば、そこはマレーシア。
今回は、私たちがいつも自分のために買うお気に入りアイテムを紹介! もちろん、お友達へのお土産にもおすすめです。
疲れが吹き飛ぶ、酸っぱいマンゴーグミ
口に入れた瞬間、酸っぱい! と口をすぼめるくらいの強い酸味。かんでいると甘みがジワジワ出てくる。
ハード系の食感で果汁のジューシーさもしっかり味わえる「LOT 100」ブランドのグミ。マンゴー、青りんご、ライチ、カシスなどフレーバーは多種あり、とくにお気に入りは酸っぱい「Sour+(プラス)」のシリーズ。酸味と甘みのバランスが絶妙で、食べ始めると、やめられない、とまりません。
クミン入りのチップス、パパドム
レンズ豆から作られた薄焼きチップス。クミンの香りがアクセントのオリジナル(写真左)、スイートチリ(写真右)のほか、BBQ、トマトの4種のフレーバー。
インド系の屋台でカレーと一緒によく出てくるチップス「パパドム」。本来はその場で揚げて提供するものですが、「UNCLE SABA’S」ブランドが、手軽に食べられるスナック菓子として2015年に商品化。国内のみならず、海外でも大ヒットしているアイテムです。インド料理の特徴であるクミンシードが香るオリジナルは、生地にあえて空洞をのこした軽い食感。本物のパパドムにかなり近いです!
ドリアン味のチャイニーズ・ビスケット
手のひらほどの大ぶりの焼き菓子。袋を開けると、ぷーんとドリアンの香りがする。
マレーシア人はドリアンが大好き。そのため、年に2回の収穫時期以外も楽しめるように、さまざまなドリアン味のお菓子を創作しています。 これは中国系のお菓子「チャイニーズ・ビスケット」で、硬めの生地のなかに、甘いドリアン・ペーストを入れた本場中国にはないマレーシアならではの味。濃厚なドリアンの香りが、マレーシア気分を瞬時に運んできてくれます。
名所モチーフのかわいい缶入りチョコレート
クアラルンプールのシンボル、ツインタワー型のチョコレート。
マレーシアの定番土産といえば、チョコレート。カカオ豆を自国で生産していること、またチョコ好きの国民性ということもあり、種類豊富で味もおいしいです。 以前にも紹介したとおり、人気No.1は「ベリーズ」ブランド。とくにパッケージのセンスが抜群で、マレーシアならではのデザインBOXを見ると、つい購入。自宅で小物入れとして愛用しています。
コシの強い麺に本格的なだし、リピ買いしているインスタント麺
さて、次に紹介するのはインスタント食品です。定番のアイテムは、以前書いたお土産の記事を読んでいただくとして、今回は私が個人的にリピートしている商品を紹介します。
煮干しスープの麺「パンミー」。個別包装の袋麺なので、バラマキ土産にもマル。
なにをかくそう私はパンミーが大好きで、このインスタント麺をスーパーで発見したときは、思わずオオッ!と声を上げそうになりました。さっそく食べてみると、コシのある幅広の麺に、煮干しのだしで、かなり現地の味に近い! 辛くないので、エスニックが苦手なご家族にも喜ばれます。
麺を4~5分しっかりゆで、添付のだし粉と香味油を溶いたスープに入れる。具は椎茸、肉そぼろ、素揚げの煮干しがおすすめ。とくに煮干しはパンミーに必須。
ちなみに、パンミーについてもっと知りたい方は、「もちもち麺&カリカリ煮干しにあっぱれ! クセになるマレーシア麺「パンミー」」をぜひ。
万能に使えて重宝!チリ風味の魚の缶詰
日本の“蒲焼き”にあたるマレーシア定番の魚缶の味つけは“チリ味”。
スーパーの缶詰コーナーでひときわ目立っているのが、赤と黄の2色が目印の「アヤム」ブランド。日本でも展開している世界的に有名なブランドで、マレーシア人なら知らない人はいません。缶詰の種類は30種近くあり、最近のお気に入りは、チリ味のサバ缶。この「フライド・サバ」缶は、油で一度揚げてから、チリソースに漬け込んであるので、臭みがまったくなく、身がしっかりしているのが特徴。炒飯や焼きそばに加えるだけで、ピリ辛料理のできあがりです。
バゲットにのせればマレーシア風カナッペに。粉チーズをかけて洋風にしてもいい。
温めるだけのパウチ入り「サテーソース」
「ブラヒム」ブランドのレトルトソースは日本でも販売している。ただし、サテーソースの取扱いは稀。
現地で人気の串焼きサテーを自宅で簡単に再現できるピーナッツソースです。この「ブラヒム」ブランドの「サテーソース」は、口に入れた瞬間は甘さを感じ、あとからじわっと辛さがくるタイプ。砕いたピーナッツがごろごろ入っているので、香ばしさも抜群です。
市販の焼鳥にかけて即席「サテー」の完成。また、きゅうり、厚揚げ、ゆで卵にかければ、インドネシアやマレーシアでよく食べられているサラダ「ガドガド」になる。
ラクサNo.1の呼び声高い、「サラワク・ラクサ」の袋麺
ビーフンと調味料がセットになったインスタント麺で、サラワク州だけでなくクアラルンプールのスーパーでも購入できる。
最後に紹介するのは、「ラクサ」です。マレーシアには多種のラクサがあり、サラワク・ラクサとは、その名のとおり、ボルネオ島のサラワク州が本場。マレーシアでも、どこでも食べられるというわけではない希少なラクサですが、袋麺ならいつでも、どこでも食卓に!
サラワク・ラクサは、サラッとしたカレー系のスープ麺で、特徴的なのは山椒の香り。このブランドは、その特徴を見事に再現していて、とてもおいしい。おすすめです!
400mlの水を沸騰させ、ビーフンを2分ゆでたら、調味料を溶いて火を止める。3分ほどそのままにして、できあがり。具は、海老、鶏、スダチやカボスなどの柑橘類。さらに錦糸卵をのせれば、より現地の味に近づく。
なお、スーパーはショッピングモール内にはかならずあります。「コールド・ストレージ」「ジャイアン」「イオン」「メルカート」、KLCCに入っている「イセタン」のスーパーも充実の品ぞろえです。
以上、私たちの元気の源を紹介しました! マレーシアに行ったら、ぜひチェックしてみてください。(マレーシアごはん会/音)
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