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マレーシアで、チキンカレーとストリングホッパーズ(蒸した米麺)を習う

ポートディクソン在住のウシャさんに家庭料理を習いました(2023年・取材)。ウシャさんのひいお祖父さんはスリランカからマレーシアへ渡ってきた方。そのためスリランカ料理からマレーシア料理(ルンダン、サバル炒め)まで、マルチに作られる方でした。 

今回は、マレーシアでは「プトゥ・マヤム」とよぶストリング・ホッパーズをさっと作って下さり、それに合わせたのは「チキンカレー」とさらさらのココナッツスープ「ソディ」。

いちばん感動したのは、ウシャさん自家製のカレー粉の実力!香ばしさ、ふくよかな辛さ、コク深さ、どれもベスト。初めて食べたソディは、旅の疲れを癒すやさしい味でした。


Putu Mayam プトゥ・マヤム

米粉を熱湯でねり、専用の器具で素麺状にしぼりだし、蒸したもの。ピンクはブラウンライスから作ったもので白は通常の米から作ったもの。白い方はウシャさんが米を水で浸すところから手作りしたもの。 


Chicken Curry チキンカレー

自家製のカレー粉をつかったコク深い味が絶品。ドライチリ1キロ、コリアンダーシード2キロをベースに約10種のスパイスをMixしたカレー粉は、代々で受け継がれているレシピです。

ポイントは。ドライチリの辛みとカレーリーフ。カレーリーフは、鉄分に良い効果があり髪の毛を黒く保ってくれるのよ、とウシャさん。 


Sodhi / Sothi ソディ

ココナッツミルクを色と香り付け程度に加えたさらさらとした、さっぱりスープ。玉ねぎとトマトのうまみにほのかな塩分が食欲をそそり、ごくごく飲めます。これをプトゥマヨンにたっぷりかけて、ひたひたに浸して食べました。 

汁を吸ってやわらかくなったプトゥ・マヤンが美味。ちなみに、プトゥ・マヤンは汁ではなくブラウンシュガーをつけるとおやつに。 


完成

ウシャさんは、日本でお世話になったタンゲスさんのお母さん。タンゲスさんはお母さんのカレー粉を日本でも使っていたそうですが「料理する時間がなくて、使いきれなかったけどね」とおちゃめに笑っていました。


 

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