ごはん&麺&パン

トレンガヌで食べたラクサムはどことなく洋風

マレー半島東海岸の町クアラ・トレンガヌ。中心地にある市場「パサー・パヤンPasar Payang」は
地元の人や国内旅行客に人気のスポットです。ここで食べたのが「ラクサム Laksam」。


ラムサムを解説

カツオだし(身も少々)にココナッツミルク、そこに黒胡椒を効かせた風味豊かなスープ

麺は、薄くのした米麺をくるっと巻いてあり、どことなくマカロニ似。全体的にアジア飯というより
洋風シチューに近い感じ。

唐辛子とブラチャンペースト(丼、手前)をスープにちょっとずつ溶かして食べれば味変して、さらにいい感じ!

市場併設のフードコート、パサー・パヤン

なお、この店は、後会計だったので、食後に「おいしかったです!」と伝えてお支払い。こんなふうに
感想を伝えられるのが、後会計の良さ(食べる方も、提供する方も)と思ったりしました。

ちなみに約10年前、クランタンでもラクサムを食べたのですが、記憶の味とはかなり違う印象で、あらためて地域や店によっては味はさまさざま、と実感。 


追加情報

ごはん調査旅(2023年)でかならず訪れたのが、各地の市場(パサー)。

・並んでいる食材から地域性を観察
・市場併設のローカル食堂を訪問する

という2つの視点で巡ったところ、これが、すごく、おもしろかった!

ここ「パサー・パヤン」は、魚、それも干物が種類豊富にあって、トレンガヌが海辺の町というのを実感。

また、カシューナッツの果実を初実食。最初に甘酸っぱさ、その後にほのかな渋み。慣れると、フルーティーな甘さが口に残っていい感じ。ふわふわ(すかすか)の食感が特徴的でした。ちなみに、最初
カシューナッツの実がなにか分からず、じーっと見つめていたら、隣にいたマレーシアの方が「この子が食べてみたそうだか、1個ちょうだい」と店の人に交渉して下さって、1個ゲット! お金は要らないよ、と店の方。ありがとう。

ほかに、籐製のカゴや雑貨もそろっているので、みやげ探しにもぴったり。ローカルおやつも勢ぞろいしています。

トレンガヌに行ったら、パサー・パヤン、おすすめです。


★マレーシア全体のラクサ事情(たくさんあります!)はこちらの記事へ。

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