Yes! 本当です。マレーシアでは、食欲をそそるカレーのスパイスの香りが、あちこちから漂っています。インドから伝わり、多民族国家ならではの発展を遂げているマレーシアのカレー。カレーはマレー語で「Kari」、インド系の店やレストランでは「Curry」と表現され、どちらもマレーシア人の日常食です。
カレーは、ご飯に合わせるのはもちろん、ロティ(パン)のソースにしたり、カレー麺、カレー味(スパイス入り)のスナックまでさまざま。24時間カレーを提供する店もあり、朝から晩までカレーを楽しむことができます。
そんなカレー大国マレーシアで人気のカレー、3品を紹介しましょう。
チキンカレー Chicken Curry
多種のスパイスに、ココナッツミルク、鶏の旨味がとけこんだコクうまカレー。レストランで注文できたり、庶民派食堂では、ご飯に合う惣菜のひとつとして店頭に並んでいます。
カレーミー Curry Mee
ミーとは小麦麺で、つまりはカレー麺。コシのある中太麺に、ココナッツミルクがきいたカレースープ。具は、鶏肉、魚のすり身、油揚げなど。
ナシカンダー Nasi Kandar
ナシカンダーは料理名というよりも、カレーの提供方式。店頭に並んだカレーやおかずを好きな組み合わせで楽しむワンプレート飯のこと。複数のカレーのあいがけができます。カレー汁だけ(具無し)なら無料の店もあり。