行ってみたい! ツリーハウス(サラワク州)とスカイミラー(セランゴール州)
Tourism EXPO in Japan 2017, Malaysia Report ::: SKY MIRROR and TREE HOUSE
9月に開催された「ツーリズムエキスポJAPAN2017」で入手したマレーシアの注目の観光スポット。箇条書きにて紹介します。
サラワク州のおすすめ!
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クチン市内から車で約50分の「プルマイ・レインフォレストリゾート」。海に面し、熱帯雨林のなかに建てられたジャングルリゾートで、10棟はトムソーヤ気分が味わえるツリーハウス。木の上に部屋があるんです。これは泊まってみたい!
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タランタラン島でのウミガメの産卵見学。さらさらの砂浜に、野球のマウンドぐらいの大きさの産卵エリアがあり、ここに20匹ぐらいの親亀が卵をうみにやってくるのだそう。市内から距離が離れているので、すくなくとも1日の滞在が必要。
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オランウータン保護活動の1日体験。活動には、サラワク州森林管理局の許可が必要なので、オランウータンの体調によっては会えないこともあるらしい。最近は果物の収穫高が少なくなってしまい、オランウータンが葉っぱを食べていたりするんです…とツアー会社の方が教えてくれました。(オランウータンの食事は果実食が中心)。市内から車で1時間。
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毎年恒例のジャングルのなかの音楽祭「レインフォレスト・ワールドミュージック」には、世界中からミュージシャンが訪れる。
ちなみに、イベント会社「the Midin Sarawak」 の周さんによると、サラワク州に訪れるベストシーズンは果物の時期(3~7月 ※要確認)。また「11月や2月ごろ、家庭ではドリアンの花を食べる習慣があるんです。花をブラチャン(海老の発酵調味料)で炒めて食卓へ。この時期だけの旬の味です」だそう。
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サラワクごはんでぜひ食べて欲しいのは「サラワクラクサ」。スパイスとココナッツミルクで煮込んだスープに、ビーフンをつるっとからめて。(周さんからペーストをいただいたので、後日くわしくレポートします)
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写真は、もうひとつおすすめのトマトビーフン(パリパリに揚げたビーフンのトマトスープがけ)。写真提供はサラワクが大好きなじゅんさん。おいしそう!汁無しのあえ麺、コンロ―ミーもお忘れなく。
セランゴール州のおすすめ!
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いちおしはスカイミラー。スキンチャンという水田地帯から、ボートで30分。遠浅の海で、ボリビアのウユニ塩湖のような、地面が鏡になったような景色が見れる! その現象がみられるのは、ルナカレンダーの1日(新月)、15日(満月)を中心に、その4日前後のみ。ベストシーズンは10月(雨季がいいのかな?)だそうで、季節や気候によって綺麗に見えないこともある(青空が大事)。1月は見えないことが多い(?)。早朝がおすすめで、朝8時に到着するのがよい。9~17時半まで、ボートは定期的に出発し、事前に予約を。運賃は1人80リンギットほど。行ってみたい!
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カンポン・クアンタンの蛍の群れをぜひ見て欲しい。
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スンガイ・ブンブンのマーベリー村で見られる彫刻技術はすばらしい。籐であんだクラフトも有名。
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マレーシア森林研究所「FRIM」で自然が満喫できる。
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ゴム採取やパームの椰子摘みの体験ができる「ホームステイのプログラム」も充実。
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セランゴール州は、クアラルンプールから車で1時間ほどで行けるが、ホテルに宿泊して、ゆっくり観光するのがおすすめ。それぐらい見応えがあります!と観光局の方。宿泊ホテルのおすすめはアカプラだそう。
ジョホール州のおすすめ!
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ジョホール名物料理は、チュチュウダン(海老のかき揚げ)、オンデオンデ(黒蜜入りの餅菓子)、プルッヒタム(黒米のおしるこ)、ロティジャラ(あみあみに焼き上げたクレープ)、レンペン(ココナッツ入りのお好み焼き)。
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「ルマ・ジョホール」といわれる伝統的な家屋がある
マレーシアのお土産として人気の木製クラフト「アーチ」
また、今回のツーリズムエキスポには「ARCH」の職人さんと「KL city gallery」CEOのアンドリューさんも来日! 繊細な細工の木製クラフトを組み立てている様子を目の前で見ることができました。こちらもメモ書きでご紹介。
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「KLシティギャラリー(KL city gallery)※」が2017年6月にリニューアル。精巧な高等裁判所の模型が飾られ、ゆったり寛げるカフェが併設された。※独立広場近くにあるお土産ショップ。撮影スポットとして人気)
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当日、組み立てのデモを見せて下さったのは、手のひらサイズのツインタワーの3D模型。なんと、150個の木製のパーツを組み合わせて作っているそうで、実際のツインタワーは88階建てなので、現実よりも多い?! 1日で作れるのはたったの6つ。値段は15ドル(要確認)。
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アンドリューさんが手がけたクラフトで、いちばん印象にのこっているのは、チャイナタウンの昔のショップハウスの姿を3Dの木製クラフトでよみがらせたこと。原寸サイズの比率で再現した。今のチャイナタウンの町並みは、壁がコンクリートで塗られていたり、窓枠が外されていたり、新しい看板に作り替えられていたりと、昔の姿はほとんどない。そのため、一軒一軒お店をまわり、昔の写真をオーナーから借りて、その写真を見ながら作成。たとえば、家の工具を販売しているTai Kwangは創業100年以上で、チャイナタウンで一番古い店。鉄製の窓枠はアーチ型で、そこもしっかり表現した。
iFREE、ことりっぷクアラルンプールの発表も!
そのほか、旅博に合わせて新発表もありました。
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香港の通信会社「iFREE」が日本へ上陸。マレーシアでもサービス開始。iFREEのSIMをスマホに入れると、ローミング不要で、最大100分の無料通話が世界中で可能とのこと。1日あたりのインターネット使用量は約110円。いろんな国を旅する人には重宝するサービス。
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日本マレーシアの外交関係樹立60年を記念し「ことりっぷ 海外版 クアラルンプール マレーシア」が出版!
以上、ツーリズムエキスポ2017のレポートでした! まだまだ知られていないマレーシアの魅力がたくさんあるんですね。これからもマレーシアを追いかけ、情報発信をしていきます。
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