マレーシアごはん、初イベント。すべてはここからスタートした
2011年5月27日(金曜)、友人の白玉メンバーに招かれ、本駒込の古民家ギャラリーにて、マレーシアのイベント「マレーシア・クール・ナイト」を開催しました。来てくださったお客さまは25名、そのうちマレーシアに縁のある人は6人。ほかの方は、マレーシアってなんぞや?というお顔。
イベントスタートの3時間前、16時から開場設営。17時にNちゃんが到着。マレーシアに通い続けて10年のNちゃん、住んでいたわたしよりもマレーシアに詳しい!と思わせる通っぷりで、バシュクロン(マレーシアの民俗衣装)の似あうこと!わたしも、バシュクバヤ(マレーシアの民俗衣装)に着替えて、本番を待ちます。
このバシュクバヤ、実は友人のTちゃんのもの。ハリラヤ前の露店でゲットしたものだそうで、ディスカウント交渉の末、2,000円だったそう。大成功!Tちゃん自身は、刺繍が色鮮やかな黒のパンジャビで登場。Yちゃんから借りたサーモンピンクのチャイナドレスは、白玉メンバーのチヨちゃん、ビーズ刺繍が見事なわたしのパンジャビはアイちゃんが着用。マレーシアの3民族の衣装で、会場がグッとは華やかな雰囲気に。
17時50分、マレーカンポンのシェフ、チャーさんが到着。お客さまに食べてもらうナシレマの材料をてんこもりに抱えての登場です。20合炊きの炊飯ジャーにはココナツミルクで炊いたごはん、タッパには煮干し入りのサンバルソース、緑豆とタピオカ粉でつくったお菓子、クイコースイなど、次々に料理が並びます。そしてチャーさんは、「唐揚げは、揚げたてがおいしいからね」とテキパキと台所で揚げものの準備。いつもはにこやか癒し系なのですが、このときのチャーさん、めっちゃ男前に見えましたね。さすがプロ。写真は癒し系のときのチャーさん。来ている服は、マレーシア伝統の技術ろうけつ染のバティック。
18時30分、チャーさんの愛娘シーマンちゃん(5歳)も手伝ってくれての受付スタート。白玉メンバーのテツさんがアイデアを凝らして飾ってくれた部屋、バティックの布やドリアンのオブジェが飾られていて、いい感じ。
そして皆さんに食べていただいた料理は、こちら。
ナシレマプレートです。ココナツミルクで炊いたごはん(ほんのりココナツの香りがするくらいで、甘くは無いんですよ)、マレーシア風唐揚げ、ゆで卵、きゅうり、アチャール(漬物)、ピーナッツ、そしてナシレマの味を決める、サンバル(卵の左)。
マレーカンポンのサンバルは、イカンビリス(煮干し)とチリソースが和えてあって、たとえるならマレーシア風の佃煮。玉ねぎの甘みが効いているので、辛味のなかに旨みがあって、おいしい。
さて、最初のイベントは、「ナシレマルーレット」!。お客さまに配ったナシレマのなかで、1皿だけチリパディとよばれる激辛の唐辛子を1本丸ごとくわえた激辛サンバルがあります。当たった方には、プレゼントあり!
みんなこわごわ。そしてざわざわ。
「わたし、辛いの苦手だから、こわーい」
「辛い気がするけど、違うかも」
そんななか、「ちょっと辛いけど、でも大丈夫です!」と断言する美女が。んん?スタッフがチェックしてみると、いや、あなたが食べているの、激辛ですから!(お皿で分かるようになってました)。美女は辛さにも強い。かっこいい。
それからはビールを飲んだり、質問をしたりしながら、シェフとわたしののん気なトークでマレーシアの食文化を紹介しました。たとえば、インド系マレーシア人が、刺身のわさびをこんもり盛っている様子を紹介したり、チャーさんの家には庭にはチリの木があることを紹介したり。
いちばん盛り上がったのは、ドリアンについて。ドリアンの見分け方、タイドリアンとマレーシアドリアンの違い。マレーシアのカンポンドリアンの魅力。そしてマレーカンポンさんから衝撃の告知が…!(これは次回に発表します)
楽しい時間はあっというまに過ぎるもので。ほっこり温かい時間、みなさんとシェアできたかな。ナシレマは大好評で、持ち帰りを希望される方も。サンバルブラチャンソースは、みごと完売しました。
来て下さった方、ありがとう。
白玉メンバー、誘ってくれてありがとう。
チャーさんトーク最高、ナシレマも最高。
これからも、マレーシアごはんを食べながら、あったかいマレーシアの空気をそのまんま伝えられるようなイベント、開催していきます。音
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