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屋台祭り(終了) 2月25日(日)「カレーミーとラクサを徹底検証」Malaysian kopitiam festival,Curry Mee and Laksa

マレーアジアンクイジーン渋谷 屋台祭り Malaysian Kopitiam 第29弾! 終了。

 今回はカレーミー & ラクサ 2種類の食べ比べ。見た目はそっくり。でも味は?!

 上記は今回デニスシェフが作ってくれた2種の麺、左がラクサ。右がカレーミーです。ラクサのほうがココナッツミルクが多めでスープが白濁、クリーミーな味です。濃度があり、麺によくからみます。カレーミーは、スパイスの香りと辛みがガツンときて、スープの色はカレー色。サラサラタイプでご飯にかけてもあいそうです。具は、ラクサは海老+厚揚げ、カレーミーは鶏+油揚げがのってました。どちらもおししいーー!参加者の方に好みを聞いてみると、ラクサ派が3/5、カレーミー派が2/5で、僅差ですが、ここではラクサに軍配があがりました。

 さて、この2つの人気麺の違い、現地の料理本で検証してみると、注目すべきポイントは「スープ」「具」「麺」にあります。

 まずスープは、デニスシェフが作って下さったように、ラクサ(あ、ちなみに、ラクサは色々あるので、ここではニョニャ系、カレー系のラクサを指します)はココナッツミルクが多め、海老だし入りです。カレーミーは、乾燥系(コリアンダーやクミンなど)スパイスの香りがきいていて、鶏のスープのことが多いです。また、コブミカンの葉やガランガルなどの香りの強いハーブが入っているのがラクサ、カレーミーはシナモンやクローブなどの甘い香りのスパイスを加えている本もありました。

 次に具。卵は両方とものっていますが、ラクサは錦糸卵のときも。千切りのきゅうりなどのしゃきしゃき野菜もあります。欠かせないのはラクサリーフで、このハーブが入っていればラクサ、というイメージもあります。微妙なのは赤貝で、カレーミーにのっていることもあれば、ラクサ、という本も。カレーミーには、ふかふかの油揚げと豚の血がかかせない、という本の記載もありました。

 麺は、たいていラクサは米の麺(ビーフン)、カレーミーは卵麺のようです。でも、現地では、卵麺とビーフンをミックスしているラクサや卵麺で提供するラクサもあります。

 そして、参加者の方の経験談はこちら。「カレーミーとはあんまりいわない。全部カレーラクサ。赤貝はマスト!」(マレーシア人・カジャン出身)、「僕もカレーラクサといいますね」(マレーシア人、KL出身)、「カレーミーの方が好きです。KLでよく食べた気がする」(日本人)、「だんぜんカレーミーの方が好き!」(マレーシア人、イポー出身)、「お母さんがどっちも作ってたわ。母いわく、ビーフンがラクサ、卵麺がカレーミーだそうよ」(マレーシア人、KL出身)、「ジョホールのラクサはまたぜんぜん違うよ」(マレーシア人、マラッカ出身)、「サラワクのラクサは、今回のラクサに近い、ココナッツミルク多めです」(日本人)、「ラクサ大好き!シンガポールは短い麺で赤貝がのっています。今日のラクサのスープに似てますね」(日本人)、「シンガポールでラクサを食べてハマりました。今回のラクサもおいしかったです」(日本人)、「サラワクのラクサが、ラクサのなかで一番好き」(日本人)、「ジョホールは、カレーラクサとカレーミーでちゃんと分かれています。どちらも今回の味に近いと思う」(マレーシア人) などなど。

…というのが、今回の検証報告です。

 というわけで、検証になったかどうかは微妙ですが、イメージはつかめた気がします! 参加して下さった皆さま、いろいろ経験談をシェアしていただき、ありがとうございました。次は30回記念、春の恒例お菓子祭りです。ぜひ遊びにいらして下さい。(音)


マレーアジアンクイジーン渋谷 屋台祭り Malaysian Kopitiam 第29弾! 

 マレーシアの屋台文化を体験しよう!お客様の目の前で料理の仕上げをおこない、リクエストに応じて取り分けるスタイルのごはんイベントです。

 今回は、人気の食べ比べ企画! 似ているようで、ちょっと違う、ミーとラクサを徹底検証。マレーアジアンクイジーン流のスタイルで、これがカレーミー(カレー麺)だ!これがニョニャ風ラクサだ!という2種の麺をご用意します。

写真はイメージですが、このように、見た目はかなり似ています。屋台祭り当日は、ラクサの具は、海老、卵、もやし、油揚げ。カレー麺の具は、鶏肉、海老、もやし、油揚げ。麺もそれぞれ別のものを用意します。

 まず違うのはスープ。だしに使う食材、そしてバーブやスパイスの種類も違います。さらに、使う麺も卵麺か米麺かで異なります。ただ、じつは現地の屋台でも食材や麺の解釈はそれぞれで、クアラルンプールはカレーミーをラクサとうたっていることもしばしばあるのだそう。マレーシア人は、その麺の味が気に入りさえすれば、名前にはこだわらない(料理名は覚えないことも多い)ので、さもありなんな現状。そのマレーシアらしい食文化も体験して下さい。

 デザートもお楽しみに。貴重な食べ比べの機会なので、ぜひ遊びにいらしてください、お待ちしています。☆お席は相席でのご案内になります☆

日時:2018年2月25日(日) 14:30~16:30 
date:on Sunday, 25/Feb/2017 14:30~16:30 

開催場所:マレー・アジアン・クイジーン@渋谷

住所:東京都渋谷区渋谷2-9-9 SANWA青山ビル2F 
Tel: 03-3486-1388

place: Malay Asian Cuisine
Address: 2F SANWA Aoyama, 2-9-9, Shibuya, Shibuyaku, Tokyo
Tel:03-3486-1388

参加費&メニュー

Price 2500 yen (included teh tarik ) Menu(3 dishes + drink)

カレーミー Mee Curry
ニョニャ風ラクサ Nyonya Laksa
デザート Dessert
テタレ Teh tarik
ソフトドリンク Juice 飲み放題

催行人数: 15~40人
pax 15~40

予約: マレーアジアンクイジーン渋谷店(03-3486-1388)、またはマレーシアごはんの会・音宛oto@malaysianfood.orgにて、メールにてお申込みください。
Booking 03-3486-1388 (Malay Asian Cuisine)

FBイベントページはこちら
※飛び込み参加も歓迎ですが、材料が無くなる場合もあるので、ご予約をおすすめします。

※毎月開催しているこのイベントは、今回で29回目。シェフと参加者が直接会話し、おすすめの食べ方を教わったりと、マレーシアらしいアットホームな雰囲気です。マレーシア現地の屋台の様子をスライドにて紹介することもあります。(下記は屋台祭りのいつもの様子です! 1枚目が店長のジョーさん)

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